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タクフィール・ワル・ヒジュラ
Al-Takfir wal Hijra

主な活動地域

中東(エジプト,レバノン等),北アフリカ,欧州

組織の概要

「タクフィール・ワル・ヒジュラ」(アラビア語で「背教者宣告と移住」の意)は,1971年,エジプトにおけるイスラム法の施行を目指し,「ムスリム同胞団」の反主流派組織としてシュクリ・ムスタファが結成した組織である。メンバーの大部分は農村の低所得者層とされる。「タクフィール・ワル・ヒジュラ」とは,エジプト政府側の呼称であり,メンバーは「ジャマアトゥル・ムスリム」(ムスリム集団)を自称する。

1990年代から2000年代にかけて,レバノン北部を拠点に同国首都ベイルートや北部・トリポリで,同国軍に対する攻撃を行ったほか,欧米権益に対する爆弾テロを実行した。なお,各地で活動する「タクフィール・ワル・ヒジュラ」の間には,指揮系統,資金調達等におけるつながりはほとんどないとも指摘される。

2013年には,エジプトで,治安当局等に対する攻撃に関与した容疑で,幹部を含む多数のメンバーが逮捕された。

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