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イマーム・ブカリ・ジャマート
Imam Bukhari Jamaat, Katibat Imam al Bukhari

国連制裁対象(2018年3月29日)

主な活動地域

シリア,アフガニスタン,トルコ

組織の概要

「イマーム・ブカリ・ジャマート」は,シリア反政府運動発生後にウズベキスタン出身者を主体として結成された武装組織で,名称は,ウズベキスタン人宗教指導者の名に由来しているとされる。2014年11月,「タリバン」最高指導者(当時)モハンメド・オマルへの忠誠を表明した。指導者は,「タリバン」によってシリアに送り込まれたとされるサラーハッディーン・アル・ウズベキ(2017年4月死亡)であったが,現在の指導者は,タジキスタン人人アブ・ユスフ・アル・ムハージル(別名ウバイドゥロ・ムラドルオグリ)とされる。シリアのほか,アフガニスタンやトルコにも細胞組織を有し,勢力は計220人とされる。

シリアでは,主に北部・アレッポ県等で,「ヌスラ戦線」,「ジャイシュ・アル・ムハジリーン・ワル・アンサール」(JMA)等と連携して活動しており,同じくウズベキスタン人主体の組織である「カティーバ・アル・タウヒード・ワル・ジハード」とも関係を有しているとされる。2015年4月頃,「ヌスラ戦線」を含む複数のイスラム主義組織と共に,連合体「勝利の戦場」を結成したほか,2016年4月には,アレッポ近郊で,他の反体制派勢力と連携し,クルド人勢力を攻撃したとされる。

アフガニスタンでは,戦闘員約70人が活動しており,「アルカイダ」や「タリバン」と連携して活動しているとされる。

トルコでは,西部・イスタンブールで活動しているとされる。

米国国務長官は,2018年3月,同組織を特別指定国際テロリスト(SDGT)に指定した。

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