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エルサレム周辺のムジャヒディン・シューラ評議会(MSC)
Majlis al-Shura al-Mujahideen fi Aknaf Bayt al-Maqdis, Mujahidin Shura Council in the Environs of Jerusalem

米国FTO(2014年8月19日)

主な活動地域

パレスチナ自治区(ガザ地区),エジプト(シナイ半島)

組織の概要

「エルサレム周辺のムジャヒディン・シューラ評議会」(MSC)は,「ハマス」から分派したとみられる過激組織等が,2012年6月頃に結成した連合体とされる。指導者の一人であるアナス・アブドル・ラフマンは,活動目標について,「イスラム国家樹立のため,パレスチナだけでなく,全世界でユダヤ人との戦いを遂行する」などと主張している。MSCは,ガザ地区を拠点としつつ,「ハマス」による摘発等を逃れて,エジプト・シナイ半島にも拠点を設け,同地の過激組織等との関係を強化したとされる。

ガザ地区やシナイ半島からイスラエル領内に向けたロケット弾攻撃を実行したとされるほか,2013年8月にエジプト北東部・ラファで発生した警察車両襲撃事件(警察官25人死亡)では,同事件に関与したとして,MSCのメンバーとされる2人が逮捕された。また,2014年7月,イスラエルとパレスチナが衝突した際には,イスラエルに向けて多数のロケット弾を発射した。

なお,MSCは,2014年2月,ISIL支持を表明し,同年10月には,全てのムスリムに対してISILへの支持を呼び掛ける声明を発出した。

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