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人民革命運動(MRP)
El Movimiento Revolucionario del Pueblo

主な活動地域

コロンビア(首都ボゴタ及びノルテ・デ・サンタンデル,バジェ・デル・カウカ,アンティオキア,リサラルダ各県の都市部)

組織の概要

「人民革命運動」(MRP)は,コロンビアにおける和平プロセスを否定し,飽くまでも革命による国家体制の転換を目指すとして,2015年9月に設立された極左武装組織である。都市ゲリラを活動の中心に据えているが,それが唯一の方法ではないとも表明している。指導者はヴィオレッタ・アランゴ・ラミレスである。

MRPは,「民族解放軍」(ELN)とつながりがあるとされ,MRPの爆弾テロ計画がELNに対する捜索で発覚した例があるなど,密接な関係が指摘されている。また,キューバの元高官との直接的なつながりがあるとも指摘される。

活動地域は主に都市部であり,様々な政治運動を展開するが,爆弾テロに関しては,これまでのところ,首都ボゴタに限られている。同派の爆弾テロは,爆発の規模が小さく,人の少ない時間帯(未明等)であったため,当初は人的被害がなかった。しかし,2017年6月,ボゴタのアンデスショッピングセンターにおいて実行した爆弾テロでは,初めて死者(3人)が発生した。また,2018年5月には,ボゴタの民間医療会社に設置されたとみられる爆弾が爆発したが,死傷者はなかった。

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