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ヒニウトレプ民族解放評議会(HNLC)
Hynniewtrep National Liberation Council

主な活動地域

インド(メガラヤ州),バングラデシュ

組織の概要

「ヒニウトレプ民族解放評議会」(HNLC)は,インド北東部・メガラヤ州をカシ人のみの居住州にすることを目指す武装組織である。指導部はバングラデシュ首都ダッカに置かれており,同国内には,訓練キャンプが設置されているとの指摘もある。2007年7月,最高指導者のジュリウス・K・ドルファン議長が,インド当局に投降したほか,12月に治安当局がメガラヤ州で実施した掃討作戦で,「トリプラ民族解放戦線」(NLFT)との合同キャンプが摘発され,両組織の連携が明らかとなった。また,HNLCは,「ナガランド民族社会主義評議会イサク・ムイヴァー派」(NSCN-IM)とも緊密な関係にあるとされる。2018年10月,約30年間にわたってバングラデシュに潜伏していた事務局長チェスターフィールド・サングヒューが,インド治安当局に投降した。同事務局長の投降は,バングラデシュに潜伏しているHNLC軍事部門(指導者:ボビー・マーウェン)への大きな打撃となるとみられている。

インド政府は,2000年11月,HNLCをテロ組織に指定するも,HNLC幹部の投降等が続く中で指定解除したが,2019年11月,HNLCが依然として違法活動を続けていることに加え,バングラデシュにおける拠点を維持して訓練を行っているなどとして,再指定した。

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