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非公式アナキスト連盟(FAI)
Federazióne Anarchica Informale, Informal Anarchist Federation

主な活動地域

イタリア

組織の概要

「非公式アナキスト連盟」(FAI)は,2003年,アナキスト系過激組織「7月20日旅団」,「五つのC」,「国際連帯」及び「手製の火と関連器具の協調」が結成した連合組織とされる。FAIを構成する各組織は,いずれも欧州の現行体制及びマルクス主義の両方を敵視するとされる。各組織は,単体として活動する場合や,FAIの傘下で活動する場合もあるとされる。

FAIは,2011年3月に発生したイタリアの陸軍兵舎及びギリシャの刑務所への爆弾送付事件のほか,イタリア北部・ジェノバにおける原子力関連企業幹部銃撃(2012年5月),アルゼンチン首都ブエノスアイレスにおける欧州連合代表部爆弾テロ(同月)について犯行を自認している。

FAIは,2011年頃から,ギリシャのアナキスト系組織等と連携して国際ネットワーク「国際革命戦線」(FRI)を形成していると主張し,2017年12月の首都ローマにおける警察署周辺での爆発事件等において,FAI及びFRIが犯行を自認しているが,実質的な協力関係は確認されていないとされる。

また,2012年頃から,英国,ギリシャ,スペイン,チリ,メキシコ等各地で発生した事件で,FAI名で犯行声明が発出されているが,イタリアのFAIとの具体的な関連は明らかになっていない。

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