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戦闘的共産党創設のための反帝国主義領土中軸(NTA-PCC)
Anti-Imperialist Territorial Nuclei for the Construction of the Communist Combatant Party

主な活動地域

イタリア

組織の概要

「戦闘的共産党創設のための反帝国主義領土中軸」(NTA-PCC)は,1995年に存在が明らかになった極左過激組織である。「赤い旅団」の階級闘争思想及びシンボル(星を輪で囲む図柄)を取り入れ,「新赤い旅団」を含むイタリアの他の極左過激組織と共に「反帝国主義戦線」を結成することを目指すとしているほか,米国及び北大西洋条約機構(NATO)の「帝国主義」,イタリア政府の外交及び労働政策への反対を打ち出している。勢力は20人程度とされる。

NTA-PCCは,1999年,北部・ベニス及び首都ローマの与党本部を火炎瓶で攻撃したほか,2000年9月の北部・トリエステでの中欧イニシアティブ(1989年に設立された中欧地域の地域協力機構,18か国が加盟)本部建物に対する爆弾テロ,2001年8月のベニスでの裁判所建物に対する爆弾テロ,2003年の北部・ヴィチェンツァ及びアヴィアーノでの駐イタリア米軍車両に対する放火事案について犯行を自認しているが,2004年1月に幹部が逮捕されて以降,目立ったテロ活動は確認されていない。

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