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リヤダス・サリヒン偵察破壊大隊(RSRSB)
Riyadus-Salikhin Reconnaissance and Sabotage Battalion

国連制裁対象(2003年3月4日)

主な活動地域

ロシア(北コーカサス地方)

組織の概要

「リヤダス・サリヒン偵察破壊大隊」(RSRSB)は,1999年10月,シャミル・バサエフ(2006年7月死亡)がチェチェン共和国の独立を目的に設立した「チェチェン殉教者リヤダス・サリヒン偵察破壊大隊」(RSRSBCM)を前身に設立されたチェチェン人武装組織である。2002年10月,RSRSBは,「イスラム国際旅団」(IIB)及び「イスラム特務連隊」(SPIR)と共同し,ロシア首都モスクワで発生したドブロフカ劇場占拠事件に関与したほか,同年12月には,チェチェン共和国首都グロズヌイで,政府ビルに対する自動車自爆テロを実行したとされる。設立当初は,チェチェンの独立を目的としていたが,「アルカイダ」の「グローバル・ジハード」の影響を受け,北コーカサス地方全域の独立を主張するようになった。2009年,「コーカサス首長国」(CE)指導者ドク・ウマロフ(当時)がCEの傘下組織としてRSRSBの再建を宣言し,新たに指導者に就任したアスラン・ブトゥカエフが,2011年1月のモスクワ・ドモジェドボ国際空港自爆テロ事件で,CEと共に犯行声明を発出した。その後,ロシア当局の掃討作戦によって活動が減退し,近年,目立った活動は見られない。

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