公安調査庁では,オウム真理教施設周辺の地域住民と意見交換を行っておりますが,平成22年4月から同11月末までに意見交換会を開催した主な地域は次のとおりです。
意見交換会では,公安調査庁職員がオウム真理教の当該地域での活動状況などについて説明を行い,その対応等について意見を交換しました。
地域住民からは,サリン事件の風化に伴う青年層の信徒増加を危惧する声や,オウム真理教に対する不安感や恐怖感が依然として強いことを訴える声に加え,観察処分の継続や規制の強化を求める声が寄せられました。
公安調査庁は,今後とも観察処分を適正かつ厳格に実施するとともに,地域住民との意見交換会を開催することで,地域住民の不安感や恐怖感の解消・緩和に努めてまいります。