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「アル・バドル」
Al-Badr

別称 :
「アル・バドル・ムジャヒディン」Al-Badhr Mujahideen

主な活動地域

パキスタン,インド,カシミール地方,アフガニスタン

組織の概要

「アル・バドル」は,インド管理下のジャム・カシミール州のパキスタンへの併合を目指して武装活動を行っているイスラム過激組織である。自爆テロをカシミール地方に導入した最初の組織とされる。メンバーの大部分がパキスタン及びアフガニスタン(主にパシュトゥン人)出身の戦闘員とされる。「アル・バドル」は,1971年にパキスタン東部でベンガル人を攻撃した同名組織を源流とし,その後,アフガニスタンにおいて,グルブディン・ヘクマティアル(元アフガニスタン首相)勢力の一部として活動し,1990年からイスラム過激組織「ヒズブル・ムジャヒディン」(HM)の一部隊となったものの,1998年にHMから分派したとされている。勢力については数百人と推定されている。

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