「コンゴ解放運動」(MLC)
Congolese Liberation Movement
主な活動地域
コンゴ民主共和国
組織の概要
「コンゴ解放運動」(MLC)は,1998年8月頃,コンゴ民主共和国(旧ザイール)北部を中心に反政府テロ活動を開始した。カビラ政権の打倒と現有勢力の拡大を目指している。最高指導者は議長のジャン・ピエール・ベンバとされる。同国北部を中心に活動する。モブツ政権(旧ザイール)の国軍兵士を吸収し,約2万人の勢力を保持するとされる。1998年の内戦勃発後,2001年に国連停戦監視団が受け入れられ,2002年に和平協定が調印された。現職のカビラ大統領が2003年7月,MLCのベンバ議長を加えた暫定政府を発足させて紛争の終結を図ったが,2007年に軍とMLCの衝突が再発した。