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ご存知ですか? インターネット人権相談受付窓口
ご存知ですか? インターネット人権相談受付窓口

「いじめを受けた」「暴行、虐待を受けた」「仲間はずれや差別を受けた」「セクシュアル・ハラスメントを受けた」「名誉毀損、プライバシー侵害を受けた」「騒音、悪臭、ばい煙に悩まされている」といった悩み事はありませんか。

法務省の人権擁護機関では、法務局、地方法務局およびその支局で、常設の人権相談所を開設しているほか、インターネットで相談できる窓口も開設しています。


インターネット人権相談受付窓口は、インターネットに接続できるパソコンまたは携帯電話があれば、相談窓口の開設時間を気にせず、24時間365日相談を申し込むことができます。「仕事や学校があって日中に電話相談できない」「相談窓口に行くのは気がすすまない」などといった方も、相談しやすくなりました。

寄せられた悩み事一つ一つについて、法務局の職員または人権擁護委員が、解決に導くため一緒に考えます。
相談は無料です。また、相談内容の秘密は守りますのでご安心ください。


インターネット人権相談受付窓口による相談方法は簡単です。パソコンの場合、法務省ホームページに設けられた「インターネット人権相談受付窓口(http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken113.html)」に接続し、画面の指示に沿って、情報を入力します。相談に対する希望の返信方法として、電話、Eメールのいずれか、もしくは両方を選べます。インターネット人権相談受付窓口には、「子ども用(SOS−eメール)」と「大人用」の2つの窓口があります。子ども用の窓口は、わかりやすい言葉を使い、漢字にふりがながふられています。

また、携帯電話の場合は、「モバイル人権相談受付窓口(http://www.jinken.go.jp/soudan/mobile/001.html)」にアクセスしてください。「子ども用(SOS−eメール)」と「大人用」の2つの窓口があります。なお、携帯電話でモバイル人権相談受付窓口を利用するときは、下にあるQRコードをバーコードリーダーで読み込むと簡単に接続することができます。

なお、相談に対する回答には数日を要しますので、お急ぎの場合は、最寄りの法務局に電話などで相談してください。


法務省人権擁護局 http://www.moj.go.jp/JINKEN/index.html

法務省 「インターネット人権相談受付窓口」

 パソコン用 http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken113.html

 携帯用(モバイル人権相談受付窓口)

QRコード SOSメール
http://www.jinken.go.jp/soudan/mobile/001.html

法務省「子どもの人権110番」 全国共通フリーダイヤル 0120−007−110

http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html

法務省「女性の人権ホットライン」 全国共通 0570−070−810

http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken108.html


裁判員制度広報

平成21年5月21日,裁判員制度が始まりました。

皆さんの中には「裁判員裁判が始まったとは聞いたけど,裁判員裁判が行われたという話は聞かないなあ。なぜだろう。」と疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれません。

裁判員制度は,平成21年5月21日から始まっています。にも関わらず,裁判員裁判がまだ行われていないのはなぜでしょうか。

ここで,裁判員裁判が行われるまでの流れを見てみましょう。

裁判員裁判の対象になる事件は,平成21年5月21日以降に検察官が裁判所に起訴した事件です。

しかし,起訴したからといって,すぐに裁判が行われる訳ではないのです。

裁判が開かれる前に,迅速で充実した裁判を行うため,その準備として,裁判官,検察官,弁護人が参加して,「公判前整理手続」が行われます。

この手続では,争点を絞り,証拠を厳選し,そして,これから行われる裁判の具体的な日程も決まります。

裁判員裁判の日程が決まると,昨年11月に作成した裁判員候補者名簿に名前が載り,通知が来た方の中から,事件ごとにくじで裁判員候補者が選ばれます。

そして,くじで選ばれた方には,裁判の6週間前までに,裁判所へ来ていただく日程が記載された「選任手続期日のお知らせ(呼出状)」が届くのです。

ですから,5月21日以降に起訴された事件について,現在,こうした手続が行われている最中であるため,まだ裁判員裁判が開かれていないということなのです。

最初の裁判員裁判が行われるのは、8月上旬に予定されています。
もしかすると,そろそろ「あかれんが」を読まれている皆さんの周りの方で,「選任手続期日のお知らせ」が届いたという方がおられるかもしれません。

裁判員制度は,国民が刑事裁判に参加することによって,裁判の内容に国民の常識が反映されるとともに,司法に対する国民の理解が深まり,その信頼が高まることが期待されている制度です。

「選任手続期日のお知らせ」を受け取った方が周りにいらっしゃったら,裁判所に行かれることに,ご理解とご協力をお願いします。

総務部総務課山口六平太 裁判員プロジェクトはじめます! 裁判員制度 〜もしもあなたが選ばれたら〜

裁判員制度について,もっと知りたいなという方には,本年3月25日から全国のレンタルビデオ店約5,000店舗で裁判員制度についてのDVD2作品が7泊8日無料レンタル中です。無料レンタルDVDは,中村雅俊さん監督・出演の実写作品「裁判員制度〜もしもあなたが選ばれたら〜」とアニメ作品「総務部総務課山口六平太 裁判員プロジェクトはじめます!」です。

是非,ご覧になってください。