CONTENTS
《特集記事》
タイ王国パッチャラキティヤパー王女殿下のアジ研における特別講義について
《連載記事》
そんなとき法テラスがお役に立ちます! VOL.21
~法テラスが行う被災地での法的支援~
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《特集記事》
タイ王国パッチャラキティヤパー王女殿下のアジ研における特別講義について
《連載記事》
そんなとき法テラスがお役に立ちます! VOL.21
~法テラスが行う被災地での法的支援~
VOL.21 ~法テラスが行う被災地での法的支援~
日本司法支援センター(法テラス)では、平成25年3月17日(日)に「法テラスふたば」、3月24日(日)に「法テラス気仙」を開所しました。この2つの出張所の開所により、被災3県で合計7ヵ所の被災地出張所が設置されたことになります。
法テラスふたばは、福島県双葉郡広野町に設置され、"原発問題"をはじめとする法的サポートの拠点としての役割を担っていきます。法テラス気仙は、岩手県大船渡市に設置され、津波被害にあった被災者からの相談などを受けていきます。
7ヶ所の被災地出張所では、東日本大震災が発生したとき、災害救助法が適用された市町村(福島県、宮城県及び岩手県は全域)に住居や営業所などがあった方は、どなたでも、無料で法律相談をすることができます。
また、相談できる設備を備えた移動相談車両を配備して、仮設住宅を訪問して法律相談会を実施することや、高齢者など外出が困難な方の自宅に赴いての出張相談等を行っています。
TEL 0503381-3805
予約受付時間:平日・午前9時~午後5時
※法律相談日時についてはお問い合わせください。
TEL 0503383-1402
予約受付時間:平日・午前9時~午後5時
※法律相談日時についてはお問い合わせください。
※写真は,法テラス南三陸等で使用している車両です。
農業を営んでいるが、原発事故による出荷制限により、農作物を出荷することができなかった。減収した分の賠償請求を行いたいが、東京電力に拒否されている。どうしたらよいか。
震災で父が死亡してしまったが、父名義の土地が残っている。相続や遺産分割の手続きをどのようにしたらよいか。
津波で自宅を失ったが、住宅ローンが残っている。震災後、仕事も減ってしまい、支払いが難しいのだが、どうしたらよいか。
毎年6月1日は,「人権擁護委員の日」です。
今回は,全国の市区町村で民間の立場から人権擁護活動を行っている「人権擁護委員」についてご紹介します。
皆さんは「人権」について考えたことはありますか?
「人権」とは,人間が人間らしく生きていく権利で,全ての人が生まれながらにして持っている権利ですが,人が集まる社会の中では,権利と権利が衝突してしまうことがあります。
そのような社会の中で,互いに相手を思いやり,自分の人権も相手の人権も大切に守りながら,共に幸せに暮らせる社会を目指して活動しているのが「人権擁護委員」です。
人権擁護委員は,地域住民の中から,人権問題に理解や熱意のある方々が市町村長から推薦され,法務大臣から委嘱を受けた民間ボランティアであるため,様々な職業や経験を有している方が大勢います。
法務省に人権擁護局が設置された昭和23年に弁護士や有識者など約150人でスタートしましたが,現在は,全国全ての市区町村で,約14,000人が活動しています。
人権擁護委員は,騒音など近隣間のトラブル,夫からの暴力や離婚問題など家庭内のもめごと,いじめや体罰,児童虐待といった子どもの人権問題など,身近な困りごとの相談に応じています。
また,人権問題を予防するため,学校や公民館などで「人権教室」や「人権の花運動」を実施して命や思いやりの心の大切さを訴えたり,企業で人権研修を行うなど,人権尊重を呼びかける人権啓発活動も行っています。
「人権教室」の様子
昭和24年6月1日に人権擁護委員法が施行され,これを記念して「人権擁護委員の日」と定められました。
今年もこの日を中心に全国各地で,特設人権相談所を開設したり,様々な催し物を準備して人権尊重の大切さを呼びかける人権啓発活動を行う予定です。
皆さんもお近くの会場へ足を運んでみませんか?(各地域における人権啓発行事については,人権啓発活動ネットワーク協議会のホームページをご覧ください。)
「人権擁護委員の日」(札幌)
「人権擁護委員の日」(熊本)
平成24年度全国一斉「人権擁護委員の日」
特設人権相談所開設結果
「人権擁護委員制度」周知用ポスター
みんなの人権110番
0570-003-110
この電話はおかけになった場所の最寄りの法務局・地方法務局につながります。
受付時間 平日午前8時30分~午後5時15分
PHS・一部のIP電話等からは御利用できない場合があります。
子どもの人権110番
0120-007-110
子どもの人権についての専用相談電話です。いじめや体罰などの子どもの人権についての相談はこちらへどうぞ。
受付時間 平日午前8時30分~午後5時15分(全国共通・通話料無料)
女性の人権ホットライン
0570-070-810
女性の人権についての専用相談電話です。セクハラやDVなどの女性の人権についての相談はこちらへどうぞ。
受付時間 平日午前8時30分~午後5時15分(全国共通)
PHS・一部のIP電話等からは御利用できない場合があります。
インターネット人権相談
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken113.html
sos-eメール
http://www.jinken.go.jp/soudan/mobile/001.html