「4月19日運動」(M-19)
Movimiento 19 de
Abril,April 19 Movement
主な活動地域
コロンビア(特にボゴタやカリなど主要都市)
組織の概要
「4月19日運動」(M-19)は,「人民主義」を主張する反米・親キューバ武装組織で,1973年に設立された。勢力は最大で1,000人程度とされる。名称は自由党のロハス・ビニーリヤが大統領選挙で敗れた1970年4月19日の事件に由来する。1984年4月にスペインの「バスク祖国と自由」(ETA)と訓練・相互援助に関する協定を締結した。
1989年11月に政府との和平協定に調印した後,1990年3月に武装解除し,合法政党化した(「民主同盟M-19」)。同年12月の制憲議会選挙で70議席中19議席を獲得して第2党に躍進し,厚生相を輩出した。