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”社会を明るくする運動”
”社会を明るくする運動”

7月は“社会を明るくする運動”の強調月間です。

社会を明るくする運動「ポスター」

“社会を明るくする運動”は,すべての国民が,犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め,それぞれの立場において力を合わせ,犯罪や非行のない地域社会を築こうとする全国的な運動です。今年で59回目を迎え,毎年7月を強調月間として,全国各地で様々なイベントが展開されます。


地域に根ざした運動としてより効果的に推進していくため,行動目標とともに,社会経済情勢に即した重点事項を設定しています。

【行動目標】

@ 犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えよう

A 犯罪や非行に陥らないよう地域社会で支えよう

B これらの点について、地域社会の理解が得られるよう協力しよう

【重点目標】「犯罪や非行をした人たちの就労支援」

重点目標は、刑務所から出てきた人たちに対して仕事に就くことを支援していくことにより、その生活の安定を図り、再び犯罪に至ることのないようにすることで、安全・安心な地域社会を実現することを目指して掲げました。


今回の広報ポスターのモデルには,チャリティー活動を始め様々な分野で活躍されているシンガーソングライターの谷村新司さんを起用しました。

犯罪や非行を防ぐとともに,自らの過ちを悔いて償いを誓った人の更生を支えるには,地域社会で暮らす方々の「おかえり。」と迎え入れてくれる暖かい気持ちが欠かせません。

「「おかえり。」の気持ちが犯罪や非行を繰り返させない第一歩になるのです。」ということを,皆さんに理解していただければと思います。


社会を明るくする運動「広報ビデオ」

第59回“社会を明るくする運動”を迎えるにあたって,広報ビデオを製作しました。この広報ビデオでは,犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えるため,こうした人たちを積極的に雇用して社会復帰に向けた支援に協力する「協力雇用主」を取り上げています。進行役として,刑務所や少年院への慰問活動や,篤志面接委員としても活躍している落語家の桂才賀さんを起用し,協力雇用主を始めとしたボランティアの方々が,どのような思いで更生保護活動にかかわっているのかを追っています。

広報ビデオについて,詳しくは,お近くの保護観察所までお問い合わせください。


犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えていくことのできる地域社会をつくるためには,地域に住むすべての人がそれぞれの立場でかかわっていくことが大切です。 昨年は,街頭広報活動,住民集会,スポーツ大会などに約278万の人が参加しました。

ここで,中央で実施する主な行事について紹介します。この他にも,全国各地で様々なイベントが展開されますので,ぜひご参加ください。

【「有芽の会」協賛】

 7月8日(水)から同月13日(月)

 西武アート・フォーラム(池袋西武本館六階)

 今後の日本画壇を担う若手作家の作品約40点を集めた展覧会への協賛を行います。

【匠に学ぶワークショップin東京藝術大学vol.7】

 8月8日(土)東京藝術大学

 東京藝術大学の専門家から学ぶ,親子のためのワークショップです。

【“社会を明るくする運動”名称一般募集】

7月1日から7月31日までの間,本運動の趣旨を広く国民に理解していただき,地域に根ざした国民運動として一層の推進を図るため,新たな名称を一般募集します。 詳細については、 こちら。


●作文を書いて“社会を明るくする運動”に参加

小・中学生の皆さんが“社会を明るくする運動”の理解を深めるきっかけになれば,と毎年「作文コンテスト」を実施しています。昨年は,17万点以上の応募がありました。家庭や学校など,普段の生活で体験したことを作文にして応募してみませんか。

社会を明るくする運動「入賞作文集」

応募締め切り○平成21年9月上旬頃(各都道府県ごとに異なる)

応 募 先 ○各都道府県の“社会を明るくする運動”推進委員会まで

昨年の法務大臣賞(最優秀賞)受賞作品は,こちら

“社会を明るくする運動”の 詳細等については,ホームページを御覧ください。

www.moj.go.jp/HOGO 又は,www.kouseihogo-net.jp