お答えします 「法の日」について

お答えします


Q:「法の日」ってなに?

:国民の皆さんに,法の役割や重要性について考えていただくきっかけとなるように,昭和35年6月24日の閣議了解により,「法の日」を創設し,毎年10月1日を「法の日」と定めました。


Q:「法の役割」ってなに?

:個人と個人との自由の調和を図り,安定した社会生活を送れるようにするのが法の役割だと考えています。


Q:どうして10月1日なの?

:昭和3年10月1日に陪審法が施行されたことから,翌昭和4年から10月1日を「司法記念日」と定めたことに由来しています。また,昭和22年10月1日は、最高裁判所発足後,最高裁判所で初めて法廷が開かれた日となっています。


Q:法の日週間ってなに?

:10月1日から1週間を「法の日週間」として,その期間中に法を尊重する思想の普及などを行うために,裁判所・検察庁・法務局とが協力して,テレビ・ラジオ・新聞などの様々な媒体を通じて皆さんへの普及を実施しています。

こうした行事などを通じて,国民の皆さん一人一人が法について考えていただくことが,社会の中でそれぞれの自由を尊重しながら,安心して暮らせる社会をつくることに結びついていくと考えています。


Q:イベントとかやるのですか?

:全国において,裁判所・検察庁・法務局とが協力して,座談会・講演会・法律相談・公判傍聴などの様々な行事を実施しています。

また,法務省・最高検察庁の共催で,中学生から大学生までの学生を対象する法教育をメインの『法の日イベント「法の日フェスタ〜法を身近に感じてみよう〜 in 赤れんが」』を本年10月1日に開催します。


〜ちょっと道草〜

世界法の日もあるんです!

昭和36年,東京で開催された「法による世界平和に関するアジア会議」で「世界法の日」の制定が提唱され,昭和40年9月13日から20日までワシントンで開催された「法による世界平和第2回世界会議」で,9月13日を「世界法の日」とすることが宣言されています。


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現場から『中学生による一日入国審査官』

入国管理局

東京入国管理局成田空港支局では,平成23年6月15日(水),出入国管理行政の広報活動の一環として,千葉県成田市内の中学生5名を成田国際空港へ招き,実際に出入国審査業務を体験してもらうイベント「中学生による一日入国審査官」を実施しました。


レポート!「中学生による一日入国審査官」


1 東京入国管理局成田空港支局の福山支局長から,中学生の皆さん一人一人に「一日入国審査官」の委嘱状が交付されました。

(委嘱状交付式の様子)

2 入国審査ブースへ入ってさっそく業務開始です。
中学生の皆さんが笑顔でパスポートを受け取ると,外国人の方も思わず笑顔になりました!

(旅行者からパスポートを受け取る様子)

3 覚えたての外国語とジェスチャーを交え,審査を終えたパスポートを笑顔で手渡している様子です。

(旅行者にパスポートを返却する様子)

4 出国審査ブースでの業務の様子です。
職員の人が短い時間で多くのことを確認するのを見て驚いています。

(出国審査ブースでの確認業務)

一日入国審査官を体験した中学生の皆さんからは,

「パスポートを渡すときは,英語の発音に気をつけて,相手に気持ちが伝わるよう心掛けました。」

「外国人の方とうまく会話ができないこともありましたが,パスポートを渡したときに笑顔を返してくれて,ほっとしました。」

といった声が寄せられました。


入国管理局では,「ルールを守って国際化」を合言葉に,今後も各種イベント等を通じて出入国管理行政の重要性を理解していただけるよう努めて参ります。

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