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法（ほう）は何（なん）のためにあるの？

法の役割と司法制度改革今日は、法の役割と司法制度改革について勉強してみよう！
法の役割と司法制度改革今日は、法の役割と司法制度改革について勉強してみよう！
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赤れんがくん。「法」ということばを聞いてどんなイメージがわくかな？
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う〜ん、なんかむずかしそうなイメージかなぁ
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そうか、そうか。法は私たちをしあわせにしてくれるものじゃよ。
そうか、そうか。法は私たちをしあわせにしてくれるものじゃよ。
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では、法について簡単に 説明しよう。
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法は、もともと、私たちひとりひとりが、お互の個性をみとめあい、協力しあいながら生きていくためのルールなのじゃ。私たちの権利を守り、私たちが守らなければならないことを明らかにすることによって、だれもが自由に活動することができ、生活をより豊にすることが法なのじゃ。
法は、もともと、私たちひとりひとりが、お互の個性をみとめあい、協力しあいながら生きていくためのルールなのじゃ。私たちの権利を守り、私たちが守らなければならないことを明らかにすることによって、だれもが自由に活動することができ、生活をより豊にすることが法なのじゃ。
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じゃあ「司法」とは何なのかわかるかな？
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う～～～ん。イメージがよくわかないや
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司法は、たとえて言えば、法が正しく使われるよう見張る番人のようなものなのじゃ。
司法は、たとえて言えば、法が正しく使われるよう見張る番人のようなものなのじゃ。
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法に基づいてトラブルを公正に解決したり、ルール違反があればそれを正したりすることをとおして、私たちがしあわせに暮らせる社会を支えるのが、司法なのじゃ。わかったかな？
法に基づいてトラブルを公正に解決したり、ルール違反があればそれを正したりすることをとおして、私たちがしあわせに暮らせる社会を支えるのが、司法なのじゃ。わかったかな？
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次は、司法制度改革じゃ！
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・事前規制型社会・事後チェック型社会という言葉を知っておるかな？
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う〜〜〜ん。聞いたことないや・・・。
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事前規制型社会とは、みんながトラブルを起こさないように、あらかじめ、国などが「こうしなさい、ああしなさい」と細かく指示や命令をする社会なのじゃ。
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反対に、事後チェック型社会では、国などは細かい指示や命令をせず、みんながルールの下で自由に活動できるのじゃが、トラブルが発生したら、責任をもって解決することが求められているのじゃ。
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日本はいま、事前規制型社会から 事後チェック型社会に変身しようとしているのじゃ。
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このような社会の変化によって、トラブルを解決し、ルール違反をただすという司法の役割がますます大きくなっているのじゃ。
このような社会の変化によって、トラブルを解決し、ルール違反をただすという司法の役割がますます大きくなっているのじゃ。
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そこで、「国民に身近で、早くて、頼りがいのある司法」の実現をめざし、「司法制度改革」が進められたのじゃ！
そこで、「国民に身近で、早くて、頼りがいのある司法」の実現をめざし、「司法制度改革」が進められたのじゃ！
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〜司法制度改革（しほうせいどかいかく）の
三（みっ）つの柱（はしら）〜

１．国民（こくみん）の期待（きたい）に応（こた）える司法制度（しほうせいど）の構築（こうちく）
２．司法制度（しほうせいど）を支（ささ）える法曹（ほうそう）の在（あ）り方（かた）の改革（かいかく）
３．国民的基盤（こくみんてききばん）の確立（かくりつ）（国民（こくみん）の司法参加（しほうさんか））

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イラスト:キャラクター01
イラスト:キャラクター02
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ここでご案内したものは、「司法制度改革」により実現された制度のほんの一例にすぎないのじゃ。法や司法の大切さに気がついたあなた。これからも、司法制度改革に興味をもって、法や司法を見守ってくださいね。
ここでご案内したものは、「司法制度改革」により実現された制度のほんの一例にすぎないのじゃ。法や司法の大切さに気がついたあなた。これからも、司法制度改革に興味をもって、法や司法を見守ってくださいね。
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国民(こくみん)の期待(きたい)に応(こた)える司法制度(しほうせいど)の構築(こうちく)
～日本司法支援(にほんしほうしえん)センターを中心(ちゅうしん)とした総合法律支援制度(そうごうほうりつしえんせいど)～
みなさんが生活(せいかつ)していく中(なか)では、いろいろなトラブルに出会(であ)うことがあります。そんなとき、全国(ぜんこく)どこにいても、法的(ほうてき)トラブルの解決(かいけつ)に役立(やくだ)つ情報(じょうほう)や、法律(ほうりつ)の専門家(せんもんか)の助(たす)けが受(う)けられるような社会(しゃかい)にしようというのが「総合法律支援構想(そうごうほうりつしえんこうそう)」という考(かんが)え方(かた)です。そして、このような社会(しゃかい)を実現(じつげん)するために、みなさんの法的(ほうてき)トラブル解決(かいけつ)のお手伝(てつだ)いをする「日本司法支援(にほんしほうしえん)センター（通称(つうしょう)：法(ほう)テラス）」が、平成(へいせい)１８年(ねん)に誕生(たんじょう)しました。法(ほう)テラスでは、みなさんからの問合(といあわ)せを電話等(でんわなど)で聞(き)き、解決(かいけつ)に役立(やくだ)つ情報(じょうほう)を無料(むりょう)でお知(し)らせするなどし、国民(こくみん)に身近(みぢか)な司法(しほう)の実現(じつげん)を目指(めざ)しています。

→法(ほう)テラスに関(かん)するくわしいことは、トピックス「法(ほう) テラスってなに？」を見(み)てね！
司法制度(しほうせいど)を支(ささ)える法曹(ほうそう)(法律(ほうりつ)の専門家(せんもんか))の在(あ)り方(かた)の改革(かいかく)
～新(あたら)しい 法曹養成制度(ほうそうようせいせいど)～
法律(ほうりつ)に従(したが)ってトラブルを解決(かいけつ) したり、裁判(さいばん)によって犯人(はんにん) を罰(ばっ)したりするためには、法律(ほうりつ)の専門家(せんもんか)（ 裁判官(さいばんかん)、検察官(けんさつかん)、弁護士(べんごし)）が必要(ひつよう)です。このような法律(ほうりつ)の専門家(せんもんか)になるためには、「司法試験(しほうしけん)」という試験(しけん)に合格(ごうかく)し、「司法修習(しほうしゅうしゅう)」という研修(けんしゅう)を受(う)けなければなりませんが、これからの社会(しゃかい)では、幅広(はばひろ)い分野(ぶんや)で法律(ほうりつ)の専門家(せんもんか)がもっと必要(ひつよう)となっていきます。
そこで、法律(ほうりつ)の専門家(せんもんか)になるための教育(きょういく)をする「法科大学院(ほうかだいがくいん)」（大学(だいがく)を卒業(そつぎょう)した後(あと)に入(はい)る学校(がっこう)）が作(つく)られました。法科大学院(ほうかだいがくいん)を経(へ)て、司法試験(しほうしけん)に合格(ごうかく)し、司法修習(しほうしゅうしゅう)を受(う)けたたくさんの優秀(ゆうしゅう)な人(ひと)が、法律(ほうりつ)の専門家(せんもんか)になって、社会(しゃかい)で活躍(かつやく)することが期待(きたい)されています。
国民的 ( こくみんてき ) 基盤 ( きばん ) の確立(かくりつ)（国民 ( こくみん ) の司法 ( しほう ) 参加 ( さんか ) ）
～ 裁判員制度 ( さいばんいんせいど )～
殺人(さつじん)などの重大(じゅうだい)な刑事事件(けいじじけん)の裁判(さいばん)に、一般(いっぱん)の国民(こくみん)が、裁判員(さいばんいん)として参加(さんか)し、裁判官(さいばんかん)といっしょに話(はな)し合(あ)いながら、有罪(ゆうざい)か無罪(むざい)か、有罪(ゆうざい)のときは刑 (けい)の内容(ないよう)を決(き)める「 裁判員制度 ( さいばんいんせいど )」が、平成 ( へいせい )２１年 (ねん )から始 (はじ )まりました。
裁判員(さいばんいん)は、衆議院議員(しゅうぎいんぎいん)の選挙権(せんきょけん)のある国民(こくみん)の中(なか)から、くじで選(えら)ばれます。将来(しょうらい)みなさんも、裁判員(さいばんいん)として刑事裁判(けいじさいばん) に参加(さんか)する日(ひ)が来(く)るかもしれません。
→裁判員制度(さいばんいんせいど)に関(かん)するくわしいことは、トピックス「裁判員制度(さいばんいんせいど)ってなに？」を見(み)てね！