第3回 訪日外国人2500万人時代の出入国管理行政検討会議
1 日時
平成23年12月12(月)午前10時〜12時
2 場所
3 出席者
(1) 訪日外国人2500万人時代の出入国管理行政検討会議
木村孟(座長),大石奈々,木村光江,生江隆之,林文子,ブライアン・ノートン,森永卓郎(敬称略)
(2) 法務省
宅入国管理局長,堀江官房審議官,神村総務課長,佐々木入国在留課長
4 ヒアリング説明者
株式会社ジェイティービー旅行事業本部訪日事業推進室室長 安部雅之
全日本空輸株式会社オペレーション統括本部旅客サービス部主席 徳永威
株式会社クルーズバケーション代表取締役社長 木島榮子
5 会議資料
資料2 クルーズ船乗客に対する上陸審査について(掲載省略)
資料3 外国人入国者数の推移 〔PDF〕
資料4 日本人出国者数の推移 〔PDF〕
資料5 日本人出国者・外国人入国者数の推移(空港別) 〔PDF〕
資料6 日本人出国者・外国人入国者数の推移(海港別) 〔PDF〕
資料7 地方空港における旅客チャーター便の運行状況 〔PDF〕
資料8 日本におけるLCCび運航状況 〔PDF〕
資料9 外航船旅客数の推移 〔PDF〕
福岡市説明資料 〔PDF〕
株式会社ジェイティービー説明資料 〔PDF〕
全日本空輸株式会社説明資料 〔PDF〕
株式会社クルーズバケーション説明資料 〔PDF〕
6 会議経過
本件検討会議における将来の画期的な出入国審査の在り方の検討の結果,大きな影響を受けるであろうと考えられる各界の関係者に対して,出入国審査に対する要望等につき,ヒアリングを行い,意見を聴取するとともに,委員による関係者への質疑を行った。ヒアリングにおける説明内容の概要は,以下のとおり。
(1)福岡市
・ 福岡市は「国際旅客数日本一」「クルーズの寄港数日本一」という特に海路でのアジアとのつながりが深い地域である。
・ この特性を活かして,現在申請中の総合特区「クルーズ特区」の提案のみならず,中長期的には,クルーズ寄港での出入国審査において,日中韓3か国の連携により,対面審査をなくす等のスムーズな手続を図るとともに,日韓の定期航路では,出国国において入国手続を行うなどの提案を行っている。
(2)株式会社ジェイティービー
・ 訪日インバウンドは回復傾向にはあるが,その足取りは海外旅行・国内旅行に比べ重い。
・ アジア市場,個人旅行市場から回復してきており,団体旅行の本格回復にはMICEの拡大が鍵となる。
・ 入国審査の簡素化・柔軟な対応による「日本の玄関」としてのイメージアップが重要である。
・ クルーズ市場が回復・活性化しつつあり,外航クルーズ誘致に資する受け入れ態勢整備が必要である。
(3)全日本空輸株式会社
・ 足元の航空需要は冷え込んでいるものの,今後の首都圏空港の容量拡大及びLCCの台頭があり,中期的には堅調に推移していくものと捉えている。
・ 円滑な出入国審査サービスの提供に向けては機械化や自動化,簡素化を進め,限りある審査官及び空港施設を更に柔軟に活用することが重要である。
・ また,利便性の高い時間帯に発着便が集中していく傾向にあるなか,全ての関係者の協働によって,空港全体でのプロセスの改善が必要となってくる。
(4)株式会社クルーズバケーション
・ 2003年以降クルーズ船の寄港は増加傾向にあり,中国発着のクルーズが急増。今後もクルーズ船の大型化などにより乗客数の増加を予測。
・ 入国審査の印象でその国の印象が決まるので,さらなる入国審査の時間短縮が必要。アジア内での競争への遅れを懸念。
・ クルーズ船では,事前に旅客データが完備する。これを活用して,例えば,一定の条件をクリアできる代理店が取り扱うクルーズ船のみ,アジア他国のような審査の簡略化を行う,などを提案。
(文責 法務省入国管理局)