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記者が行く!
~全国刑務所作業製品展示即売会(第58回全国矯正展)を取材しました~

みなさん,こんにちは。今日は,第58回全国矯正展を取材するために,東京都千代田区にある科学技術館にやってきました。

担当者:
こんにちは。全国矯正展へようこそ。
記者 :
こんにちは。本日はよろしくお願いします。先ほど,テープカットの取材をしましたが,豪華なメンバーでとても華やかでしたね。そもそも「全国矯正展」とはどういうものなのでしょうか?
全国刑務所作業製品展示即売会 テープカットの様子

テープカットの様子
(左から法務省矯正支援官のPaix²さん,桂才賀さん,石田純一さん,
杉良太郎特別矯正監,盛山副大臣,法務省矯正支援官のMAXさん,
特別ゲストの西内まりやさん,西原矯正協会会長)

担当者:
全国矯正展は,“社会を明るくする運動”の中央行事の一環として,昭和34年から毎年開催されています。受刑者が社会復帰を目指して刑務作業に取り組む姿や全国の刑事施設で行われている刑務作業について広報を行うほか,実際に受刑者が制作した刑務所作業製品の展示・即売をしています。早速会場内を御案内します。
記者 :
よろしくお願いします。
担当者:
こちらは2号館になります。2号館では,全国刑務所作業製品審査会で受賞した製品や出品された製品を展示・即売しています。
記者 :
木工製品,金属製品,洋裁製品などバリエーションが豊富ですし,一品一品丁寧に作られていますね。特に,こちらのシステムシェルフは立派ですね。家に1つ欲しいくらいです。これ全部受刑者が作ったんですか。
刑務所作業製品 府中刑務所「システムシェルフ(府中)」

府中刑務所 「システムシェルフ(府中)」

担当者:
受刑者が作っています。もちろん最初からこうした製品が作れるわけではなくて,刑務所には「作業専門官」と呼ばれる職員がいて,懇切丁寧に一から受刑者に技術指導しています。
記者 :
そういった人たちの熱心な指導があって初めて,こうした刑務所作業製品ができるというわけですね。
担当者:
ちなみに,最近人気を集めているのは,このくまモンの貯金箱です。
刑務所作業製品 黒羽刑務所「貯金だるま くまモンver(黒羽)」

黒羽刑務所 「貯金だるま くまモンver(黒羽)」

記者 :
かわいいですね。私も1つ買おうかな。こうやって,実際に作られた製品を見ると,刑務作業にも俄然興味が湧いちゃいますね。
担当者:
矯正展は,ここ以外にも全国で行われています。興味のある方は是非足を運んでくださいね。
記者 :
はい,他の矯正展についても取材をしてみたいと思います。本日はありがとうございました。帰りに府中刑務所のコッペパンでも買って帰ります。
担当者:
大変人気があるため,今日の分は売り切れました。
記者 :
ズコー。