法務省の仕事の一部を
写真で紹介しているよ!!
いろんなところをクリックして見てね!
こくさいか
国際課
1
海外出張・
表敬訪問
国際課では、法務省幹部と外国政府や国際機関の重要人物との会談の調整・対応を行っています。
これらの会談では、国際社会における法の支配や基本的人権の尊重といった価値を広げるための協力などについて意見交換を行っています。この写真は、ASEAN事務総長が法務省に来たときのものです。
2
協力覚書の
署名・
交換
協力覚書は、法務省が外国政府と協力を進めていくために結ぶものです。この写真は、法務大臣が、イギリスの司法大臣と両省の間の協力覚書に署名し、これを交換したときのものです。
3
司法外交閣僚フォーラム
2023年7月6日と7日に、東京で司法外交閣僚フォーラムを開催しました。ASEANとG7の国から法務・司法大臣が参加し、法の支配を定着させるための話合いをしました。
また、日本とASEANの若者を対象に「日ASEAN特別ユースフォーラム」をタイ法務研究所(TIJ)と共同で開催しました。
G7司法大臣集合写真
日ASEAN特別ユースフォーラム
4
2021年3月7日から12日までの6日間、京都で第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)が開催されました。コングレスは、犯罪防止・刑事司法分野における国連最大の国際会議です。世界各国の司法大臣や検事総長などが参加し、成果文書として「京都宣言」が採択されました。
5
法遵守の文化のためのグローバルユースフォーラム
誰もが安心して暮らせる社会を作るためには、皆さんのような若者の力が欠かせません。法務省は、そうした若者の意見を国際社会に届けたいと考え、「法遵守の文化のためのグローバルユースフォーラム」を定期開催しています。この会議では、平和で公正な社会の実現を目指すSDGsゴール16の達成に向けた様々な課題について議論が行われます。議論の成果は、勧告として取りまとめられ、国連に提出され、若者の声が世界に届けられています。
6
スイス・ジュネーブでの
人権条約審査
日本が結んでいる人権に関わる条約には例えば自由権規約(市民的及び政治的権利に関する国際規約)や障害者権利条約、児童の権利条約がありますが、どのようにこれらの条約を守っているかについて、国連に報告し、国連の委員から質問を受けたりします。法務省が関連している法律や取組について説明し、委員と議論をして、理解してもらうようにしています。日本がしっかりと条約を守っていることを国際社会にアピールする仕事です。
7
国際課では、法務総合研究所や国際協力機構(JICA)などと協力し、開発途上国などの法律を作るお手伝いをしています。この写真は、日本とカンボジアの法律の専門家が、カンボジアでよい法律を作るために話合いをしている様子です。
8
国際仲裁の
活性化に
向けた
取組
「国際仲裁」という言葉を聞いたことがありますか?
「仲裁」というと、友達のけんかを間に入って止めたりすることかなと思うかもしれませんが、商取引において争いが起こったときに、裁判官ではなくて、当事者が選んだ「仲裁人」と呼ばれる人に判断してもらう手続です。
国際仲裁は英語で、非公開で行うことができるので、国際的な商取引についての争いには、国際仲裁を利用するのが世界標準となっています。
国際仲裁は、これまで日本では、利用されることが少なかったため、法務省では、この手続を多くの企業などに利用してもらうための取組や、学生の皆さんに興味を持ってもらうような取組を行っています。
しせつか
施設課
1
施設課が
行う
設計
施設課では、建物を作るための図面を書く(これを設計といいます。)専門の人が働いていて、刑務所、少年院などの建物を⻑い間、良い状態で使えるように、古くなった建物の建て替えや修理をするための設計を行っています。
2
工事監督業務とは、工事を見守り、チェックする仕事のことです。
⼯事を見守り、チェックする担当の人は、工事が安全に進むための見守りや、しっかり建物を完成させるためのチェックをしています。また、工事現場の近くに住む人たちに、どうして工事が必要なのかや、どんな建物をどうやって建てるのかなどについて分かってもらうために、説明をしたり話し合いをしたりしています。
3
最近できた
建物:
沼津法務総合庁舎
令和6年にできた新しい建物で、検察庁と拘置支所が入っています。この建物には、地球温暖化の防止のため、積極的に木材を使用しています。
しほうほうせいぶ
司法法制部
1
法テラス・サポートダイヤルの
業務風景
法テラス・サポートダイヤル(TEL:0570-078374)に電話するとここにつながるよ。法的トラブルで困ったときには、気軽に電話してね!
2
「法律やルールってなぜ必要なんだろう?」「約束するってどういうこと?」といった問題を考えることで、社会を生きていく力を身に付ける教育です。
3
法教育の
授業風景
法務省職員が小学校で授業を実施し、「表現の自由」とは何か、お互いの自由がぶつかったときにどうすればいいかについて、みんなで話し合いました。
みんじきょく
民事局
1
登記手続を
行う
法務局
土地・建物の番号や大きさ(面積)、持ち主の名前などを、法務局のコンピュータに記録することを「登記」といいます。法務局では、この土地や建物の登記のほかに、会社に関する登記なども行っています。登記は、法務局に備えられ、誰でも見ることができます。
登記をすることによって、皆さんの大切な財産や権利が守られ、安心して取引をすることができます。
地図を作成する法務局
法務局には土地の形を明らかにした地図を備え付けることとされていますが、全国では、まだまだ古い地図しかない所も多いため、法務局では、最新の測量技術を活用したより正確な地図を作成する事業を行っています。
より正確な地図が備え付けられることによって、取引がしやすくなり、土地と土地の境が明らかでないことにより起こる争いを予防することができます。
皆さんの身の回りでも、法務局が地図を作成する現場を目にすることがあるかもしれませんね。
3
地図の
作成後、
土地の
開発が
進んだ
地区
地図が作成された地区には、土地と土地の境を表す標識が埋められます。機会があれば、足元に注意
してみてください。
法務局の筆界保全標
けいじきょく
刑事局
1
犯罪と
刑罰の
内容を
定めた
刑法
刑事局では、犯罪と刑罰の内容を定めた刑法や犯罪捜査・裁判のための手続を定めた刑事訴訟法などの法律案を作っています。また、法務省以外の省庁が作る法律案に定められた罰則が適正なものかどうかについて話し合い、必要に応じて意見を述べるなどして、法律の整備を行っています。
写真は、刑法のもととなった日本刑法(旧刑法)草案と呼ばれるもので、明治13年に公布された我が国最初の基本法典です。
きょうせいきょく
矯正局
1
刑務所などに入っている人が逃げたり暴れたりすることのないよう、また、安全に過ごせるようにするとともに、受刑者に、立ち直りのための指導、悩みごとに対する指導、日常生活の指導を行う仕事をしています。
2
非行のあった少年たちの問題を改善し、能力を伸ばすことで、健全な社会人として生きていくための手助けをする仕事です。
3
法務技官
(
心理)
非行のあった人からじっくりと話を聞いたり、心理テストを行ったりして、どうして犯罪や非行をするようになったのか、立ち直るためにはどのような指導が必要なのかを明らかにする仕事をしています。
4
法務技官(
作業専門官)
法務技官(作業専門官)は受刑者に職業訓練などの指導をして、社会で仕事をするために必要な能力や技術を教える仕事です。
5
刑務所の
職業訓練
職業訓練は、受刑者に職業に関する免許や資格を取得させたり職業に必要な知識や技能を学ばせることを目的として行っています。
6
少年院の
授業風景
少年院では、1人1人の問題に合わせて、正しい物の見方や考え方を身に付けたり、進学や就職に必要な知識や技能を身に付けたりするために様々な授業が行われています。
7
少年鑑別所の
面接風景
少年鑑別所では、家庭裁判所の審判のために、鑑別として、非行のあった少年がどんな性格で、どうして非行をしてしまったのかなどを調べることを目的とした、面接や様々な心理検査などを行っています。また、審判の結果、少年院に送致された少年についても、少年院での矯正教育や社会復帰支援などを効果的に行うため、鑑別を実施しています。
ほごきょく
保護局
1
"
社会を
明るくする
運動"
犯罪や非行を防ぎ、罪を犯した人たちの立ち直りについて理解を深め、それぞれの立場で力を合わせて犯罪や非行のない明るい社会を作ろうとする運動です。
2
保護観察は、犯罪や非行をした人たちが社会の中で立ち直ることができるよう助ける仕事です。
この仕事は、犯罪や非行をした人とよく話し合い、相手を理解することがとても大切です。
じんけんようごきょく
人権擁護局
1
人権啓発活動の
様子
人権啓発活動とは、国民の皆さんにお互いの人権を尊重し合うことの大切さを伝えるための広報などの活動です。
この写真は、Jリーガーなどのスポーツ選手から、スポーツを通じて人権の大切さを伝える啓発活動(人権スポーツ教室)の様子です。
2
法務局及び地方法務局では、国民の皆さんからの人権に関する相談に応じています。
このイラストのように、人権擁護委員が相談を受け、問題解決に向けたアドバイスをしています。
しょうむきょく
訟務局
1
裁判所に出廷し、開廷を待つ訟務局の職員
ほうむそうごうけんきゅうしょ
法務総合研究所
1
UNAFEIにおける
国際研修
アジアや世界の国々の警察官、検察官、裁判官、刑務所職員や保護観察官などが、国連アジア極東犯罪防止研修所(「UNAFEI」または「アジ研」ともよばれています。)に集まって一緒に生活し、犯罪のない社会を作るための授業(研修)を受けます。
2
スリランカにおける
現地セミナーの
風景
国際協力部は、開発途上国の法律を作る支援、制度をより良くする支援、裁判官や検察官などの法律専門家を育てる支援を行っています。
この写真は、国際協力部の教官が、現地に出張し、スリランカの法律専門家と一緒に裁判制度をより良くするための方法などについて議論をしている様子です。
3
日本における
研修や
共同研究
国際協力部では、開発途上国の法律の専門家に日本に来てもらい、一緒に研究をしています。
写真は、インドネシアの裁判官などが日本に来て、日本の法律家の話を聞いたり、インドネシアの法律のことを話したりしているところです。
4
研究部では、犯罪の発生から検挙、裁判、そして、罪を犯した人の立ち直りまでを統計データや資料をもとに解説した「犯罪白書」を、毎年、発刊しています。
「犯罪白書」は、一般の方も買うことができ、法務省のホームページにも掲載されています。また、英語版もあり、海外の人にも利用されています。
けんさつちょう
検察庁
1
捜査(
取調べの
様子)
検察庁では、検察官と検察事務官が働いています。
検察官は、検察事務官と協力して、法律に違反した疑いのある人(被疑者)や、被害者などから話を聞いたり、事件に関係する証拠を集めて、事件の真実を明らかにし、被疑者を裁判にかける(起訴する)かどうかを決定します。
2
裁判(
公判廷の
様子)
検察官が事件を起訴すると、裁判が行われます。
検察官は、裁判で、起訴された人(被告人)がどのような事件を起こしたのかを証拠に基づいて明らかにし、どのような刑罰を与えるべきかについて意見を述べます。
裁判官(裁判員を含む場合もあります。)は、被告人および被告人のために活動する弁護人の言い分も聞き、判決を言い渡します。
しゅつにゅうこくざいりゅうかんりちょう
出入国在留管理庁
1
外国の人が日本の空港・海港に来たときに、入国してもいい人なのか審査をしています。外国の人のパスポート、指紋、顔写真を確認して、審査をします。問題のない人にはスムーズに入国してもらい、問題のある人の入国は止めなければなりません。そのため、「顔認証ゲート」などのデジタル技術も活用して、審査をしています。
「顔認証ゲート」とは?
日本人の出国と帰国、一部の外国の人の出国で使うことができます。この機械のおかげで、たくさんの人の手続がスムーズにできるようになりました。
2
外国の人が日本で暮らすために必要な、「在留資格」の審査をしています。外国の人は、日本でやることが変わったり、長く日本にいたいときは、在留資格の変更や更新が必要となります。ほかにも、即戦力となる外国の人を受け入れて、会社などで働くことができるようにしたり、高度な技術をもった外国の人を受け入れたりしています。
3
出入国在留管理庁では、生活や仕事のことなどで困っている外国の人から相談を受けています。外国の人は日本の言葉や手続が分からないこともあるため、色々な国の言葉で日本で生活するために必要なことをお知らせしたりしています。
4
外国の人がルールを守っているかの調査や取り締まりをしています。ルールを守ってもらえない外国の人には自分の国に帰ってもらいます。安全で安心な社会を守るための大事なおしごとです。だけど、ルールを守らなかった外国の人全員に自分の国に帰ってもらうわけではなく、その人の日本での生活などを見て、特別に日本での生活が認められることもあります。
5
難民とは、人種や宗教、政治の考え方などの違いが理由で命を狙われたりするおそれがあるため、自分の国から逃げてきた人のことをいいます。出入国在留管理庁では、外国の人が、難民かどうか審査をしています。難民ではない人でも、その人の国の状況などを見て、特別に日本で住むことができることもあります。
こうあんちょうさちょう
公安調査庁
1
立入検査に
向かう
公安調査官
この写真は、公安調査官が、過去に多くの人々を無差別に殺害した「オウム真理教」の施設に立入検査に入るところです。
「オウム真理教」は、東京の地下鉄にサリンという猛毒ガスをまいて、多くの乗客や駅員を殺傷した事件など、幾つもの凶悪事件を引き起こしました。
公安調査庁では、「オウム真理教」が二度とこのような事件を起こさないよう、全国の施設に立入検査を行って、危険なものなどを隠し持っていないかを調べています。