裁判員制度（さいばんいんせいど）ってなに？

しつもん質問 5

裁判員（さいばんいん）になるために、
資格（しかく）はいるの？

衆議院議員（しゅうぎいんぎいん）の選挙権（せんきょけん）のある人（ひと）なら、原則（げんそく）として、だれでもなることができるよ。だから、みんなも将来（しょうらい）、裁判員（さいばんいん）に選（えら）ばれるかもしれないんだ。

そうじゃな、ただ、ちょっとだけ例外（れいがい）があるんじゃ。それは次（つぎ）に挙（あ）げる人（ひと）たちじゃ。

①欠格事由（けっかくじゆう）
- ・義務教育（ぎむきょういく）を終了（しゅうりょう）していない人（ひと）（義務教育（ぎむきょういく）を終了（しゅうりょう）した人（ひと）と同等以上（どうとういじょう）の学識（がくしき）のある人（ひと）は除（のぞ）く）
- ・禁錮以上（きんこいじょう）の刑（けい）に処（しょ）せられた人（ひと）
- ・心身（しんしん）の故障（こしょう）のため裁判員（さいばんいん）の職務（しょくむ）の遂行（すいこう）に著（いちじる）しい支障（ししょう）のある人（ひと）など
②就職禁止事由（しゅうしょくきんしじゆう）
- ・国会議員（こっかいぎいん）、国務大臣（こくむだいじん）、国（くに）の行政機関（ぎょうせいきかん）の幹部職員（かんぶしょくいん）
- ・司法関係者（しほうかんけいしゃ）（裁判官（さいばんかん）、検察官（けんさつかん）、弁護士（べんごし）など）、警察官（けいさつかん）
- ・都道府県知事（とどうふけんちじ）、市区町村長（しくちょうそんちょう）
- ・自衛官（じえいかん）　など
③事件（じけん）に関（かん）する不適格事由（ふてきかくじゆう）
- ・審理（しんり）する事件（じけん）の被告人（ひこくにん）または被害者本人（ひがいしゃほんにん）、その親族（しんぞく）、同居人（どうきょにん）など
④その他（た）の不適格事由（ふてきかくじゆう）
- ・裁判所（さいばんしょ）が不公平（ふこうへい）な裁判（さいばん）をするおそれがあると認（みと）めた人（ひと）

へー、そうなんだー。また一（ひと）つ裁判員制度（さいばんいんせいど）について詳（くわ）しくなったよ。おじいちゃん。

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