トウキツネのお部屋（へや）

こんにちは！
ボクのなまえはトウキツネ！

みんなにきちんと「トウキ」を
してもらうためのおしごとをしているんだ。
でも「トウキ」って
いきなり言（い）われても分（わ）からないよね。
そんなキミに「トウキ」のことを紹介（しょうかい）するよ！

そもそも
「登記（とうき）」ってなに？

みる

トウキツネは
どうして「登記（とうき）」を
してもらいたいの？

みる

どうして
「登記（とうき）」がされない
ままになっちゃうの？

みる

ねぇ、トウキツネ。そもそも「登記（とうき）」ってなに？

例（たと）えば、みんなは、自分（じぶん）の教科書（きょうかしょ）やノートに名前（なまえ）を書（か）いているよね。

おうちとかも同（おな）じで、だれのものか分（わ）かるようにしておく必要（ひつよう）があるよね。

だから、「登記所（とうきしょ）」というところで、土地（とち）・建物（たてもの）がどこにあるか、どのくらいの大（おお）きさか、だれのものかといったことを登録（とうろく）しているんだ。この仕組（しく）みが「登記（とうき）」だよ。

イメージはこんな感（かん）じだよ

本当（ほんとう）の登記（とうき）はこんな感（かん）じで読（よ）むのも大変（たいへん）だけど・・・

トウキツネはどうして「登記（とうき）」をしてもらいたいの？

登記（とうき）というのは、土地（とち）や建物（たてもの）の持（も）ち主自身（ぬしじしん）がする必要（ひつよう）があるんだ。

でも最近（さいきん）は、今（いま）の持（も）ち主（ぬし）がだれなのかが登記（とうき）されないままになっていることも、増（ふ）えているんだ・・・

そうすると、そういう土地（とち）を使（つか）って、みんなの公園（こうえん）やプールをつくろうとしても、だれにお願（ねが）いしたらいいか分（わ）からなくって、結局（けっきょく）、近所（きんじょ）の人（ひと）に聞（き）いたり、いろいろ調（しら）べなきゃいけなくなって、とても大変（たいへん）なんだ。

どうして「登記（とうき）」がされないままになっちゃうの？ …って思（おも）ったそこのキミ！この次（つぎ）のお話（はなし）で教（おし）えるよ。

どうして「登記（とうき）」がされないままになっちゃうの？

例（たと）えば、ボクのおじいちゃんが土地（とち）や建物（たてもの）を持（も）っていたんだけど、そのあと死（し）んじゃったら、その土地（とち）とかは残（のこ）った家族（かぞく）が受（う）けつぐんだ。これを「相続（そうぞく）」っていうよ。

この残（のこ）った家族（かぞく）を「相続人（そうぞくにん）」というんだ。そして、相続人（そうぞくにん）みんなで話（はな）し合（あ）って受（う）けつぐ人（ひと）を決（き）めて、そのことを登記（とうき）することがあるんだ。この受（う）けつぎの登記（とうき）を「相続登記（そうぞくとうき）」っていったりするんだよ。

でも、これまで相続登記（そうぞくとうき）はしてもしなくてもいいというルールだったから、あまり使（つか）うつもりがない土地（とち）だったりすると、めんどくさいと思（おも）って登記（とうき）がされないままになっちゃうことがあるんだ・・・

令和（れいわ）６年（ねん）からは、相続登記（そうぞくとうき）をしないといけないというルールに変（か）わるんだ！みんなにきちんと登記（とうき）をしてもらえるようにがんばるぞ！

不動産登記推進(ふどうさんとうきすいしん)
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「トウキツネ」