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そんなとき法テラスがお役に立ちます!

VOL.27 ~秋田県に新しい法律事務所が出来ました~

法テラス鹿角(かづの)法律事務所オープン

平成26年9月1日(月)秋田県鹿角市に「法テラス鹿角(かづの)法律事務所」が開所しました。法テラスとしては,秋田県内で2つ目の法律事務所に寺井研一郎スタッフ弁護士が就任しました。

寺井弁護士イメージイラスト
☆寺井弁護士からのメッセージ☆

これまで北九州,福岡に勤務していました。鹿角地域で唯一の弁護士として市民の皆様に寄り添った丁寧な活動をしていきたいと思います。

借金問題をはじめ,高齢者虐待・離婚・その他どんな問題でも取り組んでおりますので,お気軽にご相談ください。

●法テラス鹿角法律事務所●

【所在地】

〒018-5201
秋田県鹿角市花輪字下花輪50番地 鹿角市福祉保健センター2F
(最寄駅:JR花輪線・鹿角花輪駅 駅から歩いて10分ほどです。)

【電話番号】

0503383-1416(平日9~17時)

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法テラス公式Twitterイメージ画像

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●広報誌「季刊ほうてらす」
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年4回発行。
【第29号】
表紙・インタビュー ⇒片桐はいりさん(女優)

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⇒ご近所トラブル

広報誌には,法的トラブル解決に役立つ情報が満載♪ご希望の方はお近くの法テラスまで(数に限りがあります)。
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「法テラス」ホームページ

■法テラスって?

私たち法テラス(日本司法支援センター)は,国によって設立された法的トラブル解決のための「総合案内所」です。

法テラスでは,法的トラブルを抱えた方に,解決に役立つ法制度や相談窓口を紹介する情報提供や,経済的に余裕のない方を対象とした無料の法律相談などを行っています。

法テラスサポートダイヤル 0570-078374 ※PHS・IP電話からは、03-6745-5600にお電話下さい。受付時間 平日9:00~21:00 土曜日9:00~17:00 法テラスホームページ

法制度整備支援の現場から
~法律の分野からミャンマーの国づくりをお手伝い~

アジア最後のフロンティア。ここ数年,ミャンマーはそのように呼ばれ,天然ガスや宝石など豊富な天然資源,勤勉な国民性や安価な労働賃金などから,日本のみならず,多くの外国から投資先として注目を集めています。ミャンマーでは,20年以上にわたって軍部が政権を握っていましたが,2011年3月に民政への移管が行われました。

そんなミャンマーで,2013年11月からJICA法整備支援プロジェクトが始まり,現在,法曹実務家を含む3名の日本人アドバイザーが首都ネピドーに赴任して,ミャンマーの最高裁判所と法務長官府の仕事をお手伝いしています。

ミャンマーでは,1900年代前半に英領インドから移植した古い法律が今でも使われていて,時代に合わせてこれを修正する必要があるほか,証券取引や知的財産,仲裁など,新しい分野についても国際基準を満たした法律を整備していく必要があります。私たちは,日本の関係省庁や大学関係者などと協力しながら,そういったミャンマーの法整備をお手伝いしています。

ただ,いくら新しい法律を作っても,それを運用していく法律家が古いままであれば,法律はうまく機能しません。そこで,ミャンマーの裁判官や検察官といった法曹実務家のトレーニングについても協力しているわけです。

今,ミャンマーは,国民が一丸となって,政治や経済など様々な分野で,新しい「国づくり」に取り組んでいます。私たちの行う法整備支援は,その「国づくり」を法律の分野からお手伝いする作業であり,法律に書かれた文面だけでなく,文化・慣習・生活スタイルなど,ミャンマーの人々とともに生きていくことで初めて知ることのできることを大事にしています。私たちは,ミャンマーに赴任する初代日本人専門家として,ミャンマーの地で生活しながら,日々,民族衣装を着て,ミャンマー料理を食べ,ミャンマーの人々とともに生きています。それこそ,日本の法整備支援の特徴なのです。

(ミャンマー長期派遣専門家 國井弘樹)

シュウェダゴン・パゴダの画像

ミャンマーの象徴的仏教寺院
シュウェダゴン・パゴダ(ヤンゴン)

新任裁判官研修の画像

ミャンマー最高裁判所の裁判官研修施設での
新任裁判官研修の様子(中央が筆者)