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Jリーグと連携・協力し,人権啓発活動を行っています

人権イメージキャラクター人KENあゆみちゃんと人KENまもる君

法務省人権擁護局,法務局・地方法務局及び人権啓発活動ネットワーク協議会では平成19年からJリーグに協力を要請,連携・協力して各種啓発活動を実施しています。

Jリーグの活動は国内に与える影響が大きいのみならず,各クラブが地域に密着した活動を行っていることから,連携協力して啓発活動を行うことにより,高い効果を生んでいます。

また,最近はプロ野球やプロバスケットボールリーグ,バレーボールチーム等,広くスポーツ組織と連携・協力し,人権啓発活動を行っています。ここでは,その取組のいくつかをご紹介します。

1 スタジアム啓発

Jリーグ所属の各クラブに協力を依頼し,スタジアムにおいて,啓発物品の配布,啓発スポット映像の放送を行うほか,ハーフタイムには人権イメージキャラクターの人KENまもる君と人KENあゆみちゃんが啓発横断幕を持って行進するなどの活動を通じて,試合観戦に来たサポーターに「人権」について考えるきっかけ作りをしています。

現在,新たな啓発スポット映像を製作しているところであり,早いところでは,11月頃からスタジアム内のビジョンで放送がされる予定です。

Jリーグの試合に足を運ぶ際は是非,ビジョン映像にも注目してください。

啓発スポットが放送されるスクリーンの画像
啓発横断幕を持って行進する画像

ガンバ大阪でのスタジアム啓発

大阪人権啓発活動ネットワーク協議会のホームページ

2 人権スポーツ教室

教室内で人権尊重について学んでいただく人権教室に加えて,体育館やグラウンドに飛び出してJリーグの選手やクラブのコーチによるスポーツ指導を通じて,フェアプレー精神や人権尊重について理解してもらう活動として実施しているものです。

Jリーグの選手は子どもたちにとって憧れのヒーローであり,直接,話をしてもらうことにより,通常の人権教室よりも人権尊重の意識を高める効果があります。また,参加者である子どもたちだけでなく選手・コーチ自身も人権についての理解を深められるという効果もあります。

閉会式の様子
基礎練習の様子

コンサドーレ札幌で実施したスポーツ人権教室

道央人権啓発活動ネットワーク協議会のホームページ

3 ポスター

人権相談窓口の周知ポスターや全国中学生人権作文コンテストの募集ポスターなどに選手やチームマスコットキャラクターを起用することにより,注目度を高めています。

「子どもの人権110番」広報用ポスターイメージ

サンフレッチェ広島佐藤寿人選手を起用した
「子どもの人権110番」広報用ポスター

人権作文コンテスト募集ポスターイメージ

浦和レッズ,大宮アルディージャ,
西武ライオンズの
マスコットキャラクターを起用した
人権作文コンテスト募集ポスター

広島県人権啓発活動ネットワーク協議会のホームページ

埼玉県人権啓発活動ネットワーク協議会のホームページ

このほかにも,各地域において講演会や研修会,人権フェスティバルの開催等,多様な啓発活動に取り組んでおります。人権啓発活動の予定や活動内容の詳細は,人権啓発活動ネットワーク協議会ホームページを御覧ください。

全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間を実施します

◆女性の人権に関する電話相談窓口

「夫やパートナーからDVを受けた」,「職場でセクハラを受けた」,「ストーカー被害に遭っている」など,こうした悩みごとをお一人で抱えていませんか。

全国の法務局・地方法務局では,女性の人権に関する問題を専門に取扱う専用相談電話「女性の人権ホットライン」(☎0570-070(ゼロナナゼロ)-810(ハートライン))を開設して,様々な相談を受け付けています。お話は法務局職員又は人権擁護委員がお聞きします。ご利用に当たって,難しい手続は必要ありません。また,相談内容の秘密は必ず守りますので,ご安心ください。

◆全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間

全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間ポスターイメージ

法務省人権擁護局及び全国人権擁護委員連合会では,11月17日(月)から23日(日)までの7日間,全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間を実施します。期間中は,平日の電話相談の受付時間を延長するとともに,土・日も電話での相談に応じます。

「女性の人権ホットライン」では,女性の人権に関する様々な相談に応じています。一人で悩まず,まずはお電話ください。

(強化週間中の受付時間)

・11月17日(月)~21日(金)午前8時30分~午後7時

・11月22日(土)・23日(日)午前10時~午後5時

(通常の受付時間)

・月~金(祝日・年末年始を除く)
 午前8時30分~午後5時15分

◆人権相談から問題解決までの流れ

全国の法務局・地方法務局では,相談があった方から事情をよくお聞きし,適切な助言を行うなどします。また,人権侵害の疑いがある場合は,「調査救済手続」を開始し,必要な調査を行って,当事者間の話合いを仲介するなど,事案に応じた適切な解決を目指します。法務局は,国の機関として,中立・公正な立場でこうした「調査救済手続」に関わっていきます。

人権相談から問題解決までの流れを表す図

◆法務局における人権相談の受付窓口

①「女性の人権ホットライン」 ☎0570-070-810(ゼロナナゼロのハートライン)
…「DV」や「セクハラ」など,女性に関する人権相談に応じています。
②「みんなの人権110番」  ☎0570-003-110(ゼロゼロみんなのひゃくとおばん)
…「差別」や「虐待」など,様々な人権相談に応じています。
③「子どもの人権110番」  ☎0120-007-110(ぜろぜろななのひやくとおばん)
…「いじめ」や「体罰」など,子どもに関する人権相談に応じています。
④「インターネット人権相談受付窓口」
…インターネットを通じて,24時間365日,いつでも相談を申し込むことができます。
インターネット人権相談受付窓口(パソコン用)
インターネット人権相談受付窓口(携帯電話用)
携帯電話QRコード
⑤常設相談所
…全国の法務局・地方法務局及びその支局では,常設の人権相談所を開設しています。

【お役立ちリンク】