京都コングレス及びユースフォーラムの開催まであと２か月となりました！

第１４回国連犯罪防止刑事司法会議（京都コングレス）と「京都コングレス・ユースフォーラム」は，以下の日程で開催されます。

約５０年ぶりの開催！

京都コングレスが開催される国立京都国際会館では，約５０年前の１９７０年にも，第４回コングレスが開催されました。
第４回コングレスでは，８５カ国の政府代表など１,０００人以上が参加し，「犯罪と開発」を包括テーマとした議論を行いました。議論の成果として採択されたのが，コングレスにおける最初の政治宣言といえる「総会宣言」です。

一方，今回開催される京都コングレスは，国連で「持続可能な開発のための２０３０アジェンダ」（ＳＤＧｓ）が採択されてから初めてのコングレスであり，「２０３０アジェンダの達成に向けた犯罪防止，刑事司法及び法の支配の推進」を全体テーマとした議論が行われます。オンライン会議システムを幅広く活用するなど，新型コロナウイルス感染症に対する万全の対策を講じつつ，議論の成果を「京都宣言」として採択する予定です。

また，京都コングレスに先立って開催されるユースフォーラムでは，世界各国の高校生や大学生等が犯罪防止・刑事司法について議論し，その結果をまとめた勧告が京都コングレスに提出されます。

このように，約５０年ぶりに京都で開催されるコングレスは，ＩＣＴ技術を用いて会議を行い，開催に先立って若者たちも議論を行うなど，第４回コングレスから大きく様変わりしました。

新型コロナウイルス感染症をめぐる状況は厳しいですが，安全かつ実りの多い会議となるよう，引き続き，国連や関係省庁，開催地である京都等と連携しながら，法務省一丸となって開催準備業務を進めてまいります。

京都コングレス関連の情報については，随時更新してまいりますので，京都コングレス専用ホームページや公式Twitterをご覧ください。

公式Twitterでは，世界各国の京都コングレスに関わる人たちによるリレー動画など，楽しい企画も掲載しています。ぜひご覧ください！