CONTENTS
記者が行く!
~「法の日フェスタ in 赤れんが」を取材しました~

みなさん,こんにちは。今日は10月1日の土曜日ですが,法務省で「法の日フェスタ in 赤れんが」というイベントをやっているみたいなので,取材にやってきました。
- 記 者:
- こんにちは。
- 担当者:
- こんにちは。「法の日フェスタ」へようこそ。
- 記 者:
- 平日と違って,土曜日の霞が関は静かですね~!でも,法務省だけは人がいっぱいですよ!そもそも「法の日フェスタ」ってどんなイベントなんですか?
- 担当者:
- 「法の日フェスタ」は,国民の皆さんに法の役割や重要性について考えていただくきっかけとなるように設けられた10月1日の「法の日」に合わせて,毎年10月の第一土曜日に実施されているイベントなんですよ。
- 記 者:
- なるほど,10月1日は「法の日」だったんですね。初めて知りましたよ~。あまり法律に詳しくない私みたいな人間も参加して大丈夫なんですか?
- 担当者:
- 大丈夫ですよ。普段から法律の仕事や勉強をされている方はもちろんのこと,あまり法律に馴染みのない方にも,法や法務省の業務を身近に感じてもらえるようなイベントがたくさんあります。それではこちらの会場へどうぞ。
- 記 者:
- ん?なにやら皆さん真剣な顔をして議論していますよ。何をやっているんですか?
- 担当者:
- ちょうど模擬裁判をやっているところです。参加者の方に裁判官役,検察官役,弁護人役のグループに分かれてもらい,強盗致傷事件の刑事裁判を体験してもらうイベントです。

- 記 者:
- 裁判ですか!難しそうですね~。
- 担当者:
- 安心してください。それぞれのグループのリーダー役はプロの法律家(裁判官,検察官,弁護士)が務めていますので,彼らのアドバイスを受けながら,裁判の流れを体験できます。
- 記 者:
- なるほど。有罪か無罪か,検察官と弁護人の主張は真っ向から対立して議論が白熱していますね!
- 担当者:
- はい,この後も,グループごとに有罪か無罪かを議論して結果を発表したりします。それでは次の会場へ案内します。
- 記 者:
- ん?なにやら笑い声が聞こえてきますよ。模擬裁判の会場とは明らかに雰囲気が違うような・・・え,もしかして,落語ですか!?
- 担当者:
- はい,「赤れんが亭-法の日落語会ー」というイベントです。

- 記 者:
- 法務省で落語ですか!?
- 担当者:
- お題は法の日にちなみ,「お裁き噺」です。お奉行様によるお裁き,今で言う裁判ですね。ちなみに,法務省敷地内には名奉行と言われた大岡越前守屋敷跡の碑があるんですよ!
- 記 者:
- そうなんですか!?それは知りませんでした。いや~,子どもも大人も皆さん大爆笑して楽しそうです。
- 担当者:
- 続いてはこちらの会場へどうぞ。

- 記 者:
- ん?六法全書に検察花子?もしかして検察官ですか?
- 担当者:
- そうです。これから本物の検察官に取調べの実演をしてもらいます。事件は,電車内で寝ている人のバックを盗んだ窃盗事件。犯人は,盗んでいないと否認しています。検察官は見事犯人から真実を聞き出すことができるのでしょうか。では,始まり,始まり~。

- 記 者:
- すごい!最初は嘘ばかりついてた犯人が,検察官のするどい質問で最後には罪を認めましたよ!それにしても検察官の取調べは迫力がありますね~!
- 担当者:
- さすが検察官です!普段は気さくで優しい方なんですけど,やはり犯人を前にすると,別人のようです。
- 記 者:
- 参加者の方もそんな検察官に興味津々でいっぱい質問してますね。みんなで一緒に模擬裁判を体験したり,落語で笑ったり,取調べを見たり,法務省や法律を身近に感じることのできるイベントがいっぱいですね!
- 担当者:
- このほかにも,少年院の教育プログラムの体験や,コンピューター性格検査,測量体験や法テラスによる広報コーナー,スタンプラリーなどのイベントのほか,刑務所作業製品の販売もしています。今回は,限定20個でくまモン貯金箱も用意していますよ。

赤れんが棟の測量体験

刑務所作業製品の販売
- 記 者:
- え?!前回の全国矯正展の取材の際に買いそびれたくまモン貯金箱があるんですか!早速いってきます!ありがとうございました~!
- 担当者:
- あ,今ちょうど売り切れたみたいです。
- 記 者:
- ズコー。
法の日フェスタや夏休みに実施される子ども霞が関見学デーなど,法務省のイベント情報は,法務省ホームページか,法務省の公式Twitterでチェックしてね!