CONTENTS
《特集記事》
- 京都コングレスの開催について
- 第68回”社会を明るくする運動”について
- 日本・ネパール司法制度比較共同研究
- 世界人権宣言70周年・人権擁護委員制度70周年
- 子どもの人権SOSミニレター及び強化週間の実施について
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第68回運動では,第67回運動に引き続き,更生保護のマスコットキャラクター「更生ペンギンのホゴちゃん,サラちゃん」が登場します。その後ろには,新たに個性豊かな「更生保護ボランティア」たちが加わり,運動を盛り上げます。更生保護ボランティアたちが,過去に非行をしてしまったホゴちゃんとサラちゃんに温かい心をもって寄り添うことで,「犯罪や非行をした人も地域の一員であり,彼らの再出発を,地域のみんなで見守っていこう。」というメッセージを表現しています。
(縦版)
(横版)
□保護司のクジラ先生
保護司とは,犯罪や非行をして「保護観察」を受けることになった人の生活を見守り,様々な相談に乗ったり,指導をするボランティアです。
□BBS会員のイルカ姉さん
BBS(Big Brothers and Sisters Movementの略)とは,様々な問題を抱える少年たちと,兄や姉のように身近な立場で接することで,少年たちの成長を助ける青年ボランティアです。
□協力雇用主のアシカ親方
協力雇用主とは,犯罪・非行歴のために仕事に就くことが難しい人たちを,その事情を理解した上で雇用し,立ち直りを支援する事業主です。
□更生保護女性会員のオコジョさん
更生保護女性会とは,女性の立場から,地域における犯罪予防の活動や子どもたちの健全育成のための支援活動などを行うボランティア団体です。
罪を犯した人も,反省と償いを経て社会に帰ってきます。彼らが立ち直りのために努力するのは当然ですが,社会に居場所がないために再び犯罪を重ねてしまうという「負のサイクル」があることも事実です。
本リーフレットは,そのような「負のサイクル」と,彼らに拠り所や居場所を提供し,犯罪や非行からの立ち直りを支える「更生保護」の活動について,「ホゴちゃんの更生までの道のり」というイラストで表現しました。
彼らの立ち直りの先には,私たちが暮らす地域全体の「安全・安心」という明るい未来が待っていることを全ての人に伝えます。
負のサイクル
ホゴちゃんの更生までの道のり
(更)立川更生保護財団及び(更)日本更生保護協会の協賛により“社会を明るくする運動”の広報用のCM動画が作成されました。
この動画では,ワルいことばかりする「非行ペンギン」であったホゴちゃんが,反省を経て立ち直り,「更生ペンギン」になるまでのストーリーを表現しています。ホゴちゃんの語りを通して,犯罪や非行から立ち直りを目指す人に,温かい心をもって寄り添うことの大切さを全ての人に伝えます。
カット1
カット2
カット3
第68回運動では,より多くの皆様に本運動について知っていただき,犯罪や非行からの立ち直りについて考えるきっかけとしていただけるよう,全国各地で様々なイベントや広報・啓発活動を実施予定です。皆様も,ホゴちゃん,サラちゃんと,更生保護ボランティアたちが出演するCM動画を御覧いただき,周りの方へも広めていただくなど,本運動への御協力をお願いいたします。