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青山学院大学・沼田町・法務省保護局がインターンシップを実施!

平成25年8月4日(日)~同月7日(水)の期間,北海道の沼田町就業支援センターと沼田町役場で,青山学院大学法学部の学生が参加するインターンシップを行いました。 このインターンシップは,大学と地方と国が連携して更生保護の実現を目指す新しい取組です。

これに先立ち青山学院大学において,平成25年7月3日(水)には,インターンシップ参加学生を対象に更生保護に関する事前講義,同月26日(金)には,インターンシップ実施に向けた協力関係を結ぶための調印式を行いました。

1. 調印式

調印式では,青山学院大学学長・法学部長,沼田町長,保護局長の4者で協定書を取り交わしました。新聞記者の方々も取材に訪れ,今回のインターンシップ事業に関する質疑が行われました。

この調印式には,インターンシップに参加する学生も出席しました。

調印式の様子
調印式の様子

調印式での握手
調印式での握手


2. インターンシップ

平成25年8月4日(日)

開講式の後,沼田町就業支援センター寮生との交流会を行いました。交流会では,参加者全員で準備をしてバーベキューをしました。後半は,学生が寮生を誘って一緒にバスケットボールをする場面もありました。


平成25年8月5日(月)

午前は,沼田町役場の主導により,沼田町の雪冷房システムを導入している施設等を見学し,午後は,沼田町の良さを発信していく方策について検討しました。その後,日ごろから沼田町就業支援センターの運営を支援する地元の協力団体の方々を招いて,意見交換を行いました。協力団体の方々からは,「自分の子どもと同じように寮生と接するうちに,いつの間にか寮生をかわいく思えるようになった。」といった話もあり,寮生と交流をしていく中で,自然な関わり方ができるようになっていったことが伝わりました。 夜には,北海道3大あんどん祭りの一つでもある,「 夜高 ようたか あんどん祭り」のあんどん作りを体験しました。

あんどん製作
あんどん製作の準備作業


平成25年8月6日(火)

午前は,沼田町就業支援センター寮生とともに,花き農家をしている保護司さんの農場で花きの収穫,選花等の体験実習を行いました。実習の最後に,保護司さんから収穫した花で作った花束をいただきました。午後は,沼田町就業支援センターで,事例を通じて「自分が保護観察官であったらどうするか」といったことなどを検討し,保護観察への理解を深めました。

センター講義
センター講義


平成25年8月7日(水)

午前は,寮生が普段から実習を行っている農場で椎茸,トマト,とうきび(とうもろこし)の収穫等の体験実習を行いました。その場で採れたてのトマトを食べて,自然の美味しさを体験する場面もありました。午後は,沼田町内の老人ホームで寮生と一緒に清掃活動等の社会貢献活動に参加しました。寮生に対する作業の補助や声掛け等を行い, 寮生の自己有用感の向上のための力添えができたものと思われます。

トマト収穫
トマト収穫

社会貢献活動
社会貢献活動


なお,今年度中に茨城就業支援センターでも青山学院大学法学部生を対象とするインタ ーンシップを実施する予定です。