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お答えします
~国際テロリズム要覧について~

Q1:
「国際テロリズム要覧」について教えてください。
A1:
公安調査庁は,1993年(平成5年)以降,世界のテロリズムの動きについてまとめた「国際テロリズム要覧」を公表しています。
これまでは概ね2年に1回の公表としていましたが,2013年からは毎年公表する予定です。
Q2:
「国際テロリズム要覧」を公安調査庁ホームページで見ることはできますか。
A2:
「国際テロリズム要覧」については,これまで書籍版のみを発行していましたが,今年6月末から公安調査庁ホームページに「ウェブ版」を掲載しています。
Q3:
ウェブ版の「国際テロリズム要覧」について詳しく教えてください。
A3:
ウェブ版は,同要覧を国民の皆様に広く知っていただくことを目指し,最新版(2013年)をわかりやすく再編集したものです。
地域情勢や国際テロ組織について,簡単に検索することができるほか,国際テロに関する最近のトピックも掲載しています。
国際テロの脅威について,理解を深める一助となれば幸いです。

※公安調査庁の仕事内容や,「内外情勢の回顧と展望」については,以下の記事も合わせてこ覧ください。
あかれんが 第40号
あかれんが 第34号

記者が行く!
~キャピックショップについて取材してきました!~

法務省といえば,前回あかれんが42号で取材した赤れんが棟が有名ですが,庁舎内にも法務省ならではの施設があるんです。

ということで,今回は,法務本省庁舎内にあるキャピックショップについて取材してきました。

記者 :
 よろしくお願いします。早速ですが,キャピックショップはどのような施設なんでしょうか。
担当者:
 はい,キャピックショップでは,全国の刑事施設(刑務所及び少年刑務所等) で実施されている刑務作業で製作された刑務所作業製品を販売しています。
 なお,キャピック(CAPIC)とは,矯正協会刑務作業協力事業の英名(Correctional Association Prison Industry Cooperation)の頭文字をとったものです。
記者 :
 店内の製品は全て受刑者が作ったものなんですね。どうして刑事施設で刑務作業を行うのですか。
担当者:
 刑務作業は,技能の習得により受刑者の円滑な社会復帰を促進させること,受刑者の心身の健康を維持し,勤労精神を養成させること等を目的として行われています。
記者 :
 なるほど。ところで,店内にはたくさんの製品がありますが,どれくらいの種類があるんでしょうか。
担当者:
 取り扱っている製品は,衣類,雑貨,家具類や伝統工芸品までバラエティ豊富で,全部で数千品目もあるんです。例えば,富山刑務所では御神輿(おみこし) なども作成しており,その製品などは高倉健さん主演の東宝映画「あなたへ」の一シーンで取り上げられています。また,栃木県の黒羽刑務所では,サンリオのライセンス許可を受け,「ハローキティ」とだるまをコラボレーションさせた「ハローキティだるま」も作成しています。
記者 :
 それはすごいですね。おぉ,この商品はインパクトがあるデザインだなぁ。
担当者:

マル獄シリーズ
マル獄シリーズ

 マル獄シリーズですね。キャピックショップの定番商品です。
記者 :
 これらの製品は誰でも買えるんでしょうか。
担当者:
 もちろんです。法務本省庁舎内のキャピックショップのほか,各地の刑務所内の展示場や全国各地で開催される即売会,ネットショッピングでも購入できます。
記者 :
 本日はお忙しいところ,ありがとうございました。

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刑務所作業製品の詳細,製品販売のご案内等については以下のページをご覧ください。
刑務作業のご案内(法務省ホームページ内)
http://www.moj.go.jp/KYOUSEI/KEIMUSAGYO/