「平成14年戸籍法改正に伴う「申出による戸籍の再製制度(仮称)の創設」に関する意見募集」の結果について
第1 意見数
8通
第2 意見の概要
1 本制度の創設について
賛成とするもの。(8件)
(うち,実際に,知らない間に全く見知らぬ外国人との婚姻届が出される被害に遭った。本制度が一日も早く実現されることを切望するとするもの。(1件))
(うち,実際に,知らない間に全く見知らぬ外国人との婚姻届が出される被害に遭った。本制度が一日も早く実現されることを切望するとするもの。(1件))
2 再製することができる戸籍について
「虚偽の届出等によって不実の記載がされ,法定の手続により訂正がされた戸籍」に限らず,「記載に錯誤・遺漏があり,法定の手続によってその訂正がされた戸籍」も再製の対象とすべきとするもの。(1件)
3 再製の可否決定について
再製の可否については,行政庁の判断によるのではなく,裁判所の判断によるべきとするもの。(1件)
4 再製された戸籍について
再製された戸籍には,「平成○年○月○日再製」などの再製した事実が残らないようにすべきとするもの。(2件)
5 その他
トランスジェンダー(性同一性障害)や半陰陽のような性別と現状が一致しない者について戸籍の訂正及び戸籍の再製ができるよう法改正を望むとするもの。(2件)
第3 今後における意見の取扱い
提出された意見は,今後,戸籍法改正にあたり参考資料として使用する。