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法務大臣・拉致問題担当大臣閣議後記者会見の概要

平成24年10月2日(火)

 本日の閣議では人事案件がありました。法務副大臣として山花郁夫議員が就任いたしました。また,松野信夫法務政務官については留任ということです。なお,内閣府の副大臣の担当は,後日発表されるということで今現在は決まっておりません。

大臣就任の感想に関する質疑について

【記者】
 本日,事務引継や訓示を終えて,着任から一晩が経ったお気持ちを改めてお聞かせください。
【大臣】
 法務大臣という職責の重さを十分認識しながら緊張しているところです。
【記者】
 今日,滝前大臣から引継を受けて,訓示でも,野田総理から7つぐらい指示を受けていることがあるとおっしゃっていましたが,特に,田中大臣が重点を置いて進めたい分野があれば教えてください。
【大臣】
 拉致問題等については,被害者の帰国から10周年を迎え,家族の皆さんと同時にスピード感を持って対応していかなくてはならない,うやむやにされてはいけないだろうということです。また,法務省が抱えているそれぞれの法案について,できるだけ早く法案が成立をするように対応をしていきたい。準備中のものもありますけれども,しっかりやっていきたいということで申し上げました。

死刑に関する質疑について

【記者】
 今日の滝前大臣からの引継で,どういった内容があったかということと,就任会見の際に,大臣は死刑に関して,国民に分かりやすい状態を作っていくという話をされていましたが,そこの部分が分かりづらいところがありましたので,改めて説明していただければと思います。
【大臣】
 滝前大臣とは親しくしておりましたし,法務の関係の仕事については,今残されている法案の問題と,これから進めていく法案等について話し合いをさせていただきました。できるだけ積極的に進めていきたいと考えております。昨日の記者会見について,私も記者会見に慣れていないので,私の真意が率直に伝わっていなかったところもあるかと思います。その点についてはお詫びしたいと思っております。死刑については,法務省においてそれぞれ検討された結果でありますし,その結果を国民に理解していただくということです。それから,検察に対する信頼の回復について,特に検察関係においては鋭意内部で改革を進めて,信頼を回復するための努力を進めております。この信頼を回復するために,現在,積極的に検討していることについてもオープンにしていく必要があるだろうということを申し上げました。多くの国民の皆さんに,情報を提供することで,理解が生まれ,信頼の回復につながると思っているわけです。信頼というのは,一つ一つが大切ですから,しっかりと皆さんの要望に添えるような形で説明する責任があるだろうと思っております。
【記者】
 結果を国民に理解していただくというお話がありましたが,例えば,死刑を執行した後に,今まで公表していなかったようなことも更に公表していくなど,情報を公開する範囲を広げていくという趣旨でしょうか。
【大臣】
 それも一つの方法だと思いますけれども,私が昨日申し上げたように,裁判の結果を法務大臣としてよく理解をして,それを実行するということは,人の命を絶つことになるわけですから,それぞれが全て計算やいろいろな形で成り立つわけではなく,慎重かつ具体的に,案件ごとに正しくチェックをできるようなシステムを作る必要があるのだろうと思っております。これがまた,更に検察内部のことだけではなく,いろいろな形で皆さんの協力をいただいて,行っていく必要があるだろうと考えております。
【記者】
 死刑の執行に関しては慎重な対応とおっしゃっていましたが,死刑制度そのものについては廃止していくべきだという考えはお持ちなのでしょうか。
【大臣】
 私はそういうことは申し上げておりません。法治国家ですから,法務大臣として,確定した裁判の執行を厳正に行わなければいけない,法の定めるところに従って厳正にかつ慎重に対応すべきであると思っております。いろいろな問題があるので,情報公開という問題については,全てをオープンすればいいとは思っていません。慎重に考えているところです。
【記者】
 死刑制度については存置すべきだとお考えでしょうか。
【大臣】
 そうです。
【記者】
 法の定めるところに従って厳正にかつ慎重に対応したいとおっしゃいました。かつ,死刑制度存置派ということでしたので,執行を行うことがあくまで前提で,対象者を選ぶことに対しては慎重に対応するという理解でよろしいですか。
【大臣】
 一つ一つの案件についていろいろな形があるということが,今日の状態であると思っております。いろいろな問題にしっかりと対応しながら,それぞれの裁判の結果に至る考え方等も含めて対応していかなければならないであろうと。ただ単に執行手続の話ということだけではなくて,きちんと対応する必要があるだろうということで申し上げたわけですが,誤解があったらいけないので,その辺について申し上げますと,裁判所の判断を尊重しつつも,慎重かつ厳正に対処してほしいということであると思っております。

拉致問題に関する質疑について

 拉致問題に関する質疑については,内閣官房拉致問題対策本部事務局ホームページを御覧ください。
(以上)
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