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法務大臣閣議後記者会見の概要

令和4年12月23日(金)

 今朝の閣議において、法務省案件はありませんでした。
 続いて、私から、第72回「社会を明るくする運動」作文コンテスト法務大臣表彰式の実施について御報告いたします。
 本日(12月23日)午後、第72回「社会を明るくする運動」作文コンテスト法務大臣表彰式を行います。
 この作文コンテストは、「社会を明るくする運動」に対する理解を深めていただくため、次代を担う小・中学生から、犯罪や非行のない明るい社会作りに関する作文を募集するものです。
 30回目を迎える本年は、約32万点もの多くのすばらしい作文が寄せられた中、最優秀賞である法務大臣賞の受賞者は、小学生の部、岩手県・折居潤希さん、中学生の部、岐阜県・植山いろはさんに、それぞれ決定しました。
 いずれも人とのつながりや思いやりの大切さに注目して明るい社会作りについて書かれたものでした。そのほかの作品も、瑞々しい感性に富んだすばらしいものばかりであり、非常に感銘を受けました。
 法務省としては、お二人の作文を始め作文に込められた思いを多くの方々と共有し、犯罪や非行のない、安心して暮らすことのできる社会作りに一層尽力してまいりたいと思います。

法務省における農福連携の取組に関する質疑について

【記者】
 就業支援センターなどで生産された食材を使ったカレーを提供する「立ち直り応援フェア」が本日まで開催されています。
 法務省として、農福連携にどう取り組まれているのでしょうか。現状と展望について教えてください。

【大臣】
 現在開催されております「立ち直り応援フェア」は、食を通じて、犯罪や非行をした人の立ち直りを支える草の根の活動のための取組です。
 法務省内職員食堂及び豊島区役所内の「カフェふれあい」において、本日まで、「立ち直り応援カレー」が提供されています。
 このカレーには、農業により犯罪からの立ち直りに取り組む刑務所出所者の訓練施設「茨城就業支援センター」や農業を通じて生きづらさを抱える人を支える農福連携事業所で作られた食材が使われているということです。
 先日、職員食堂にて「立ち直り応援カレー」を私もいただきました。
 カレーには、カボチャやほうれん草などの食材が使われておりまして、大変美味しかったです。
 農福連携につきましては、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組で、私の地元でも行われています。
 このような取組は、刑務所出所者等の社会参画の実現にもつながるもので、その立ち直り支援においても非常に有用な取組にもなると期待しています。
 法務省としては、引き続き、農林水産省や厚生労働省、関係団体等と連携し、この取組を推進してまいりたいと思います。
(以上)