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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成25年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成25年1月29日(火)

 本日の閣議では,法務省案件はございませんでした。

第183回通常国会に関する質疑について

【記者】
 昨日,通常国会が開会いたしました。安倍総理の所信表明演説も行われましたが,その中で,安倍内閣が経済再生に力を入れる一方で,例えば,国家観が見えないであるとか,安倍総理としてのカラーがなかなか見い出せないという指摘も一部ではあります。その点について,大臣としての御見解をお聞かせください。
 また,法務行政を所管する大臣として,今国会にどのような意気込みで臨むかお聞かせください。
【大臣】
 昨日の安倍総理の所信表明演説についてですが,通常国会の冒頭に施政方針演説という形で,総理大臣がもう少し長い演説をされることが一般的とされるのだと思います。加えて,外交演説,財政演説,経済演説,いわゆる政府四演説もありますので,それらを総合すると,経済や外交など,一応全部の方針というのがある程度浮かび上がってくると思います。ところが,今回は,本予算がまだ決定されているわけではありません。本予算というのは,全ての政策を網羅したものになりますから,本予算が決定されたときに,恐らく,政府四演説を含めての施政方針演説をなさると思います。今,一部で独自色がないというような御批判があるということでしたが,今回は,そういう条件の下で行われているわけです。補正予算を組むことにしても,経済をどう再生するかということが,今の一番のテーマですから,そこに力が入った演説になるのは当然のことであろうと私は思います。国家観が見えないとの御指摘ですが,何をその論者がおっしゃっているのかは,論者によって多分違うのでしょう。ただ,安倍総理の発想の背後には,単に経済の再生ということではなく,私も全く同感ですが,外交力を立て直すにせよ,結局,国力の充実が大切です。聖徳太子ではありませんが,日本が「日没する国」だと思われてはいけない。日本は「日出る国」であるということです。「日出る国」というとやや大時代ですが,やはりこれからも,なかなかパワーのある国だなと,頑張る国だなと思われるためには,国力の充実という観点がなければならないと思います。そういう意味合いも込めて,経済の再生ということを中心に据えられているのであろうと私は理解をしております。加えて,芦田均元総理大臣を引用されてお話をされました。芦田元総理は,戦後期の総理大臣であり,あまり長い間総理大臣をなされなかった方です。私は,もう一回あの時代の芦田元総理の業績を再評価することがあって良いのではないかと,以前から思っておりました。戦後,日本はこれからどうなるのかという若い人たちの危惧に対して,言葉は正確ではないかもしれませんが,要は,どうなるだろうという話じゃないだろうと,みんなで頑張って新しい日本を作ろうじゃないかと芦田総理がおっしゃった。そのことを引用されたのが非常に良かったと思います。なぜそういうことを申し上げるかというと,芦田元総理は私の地元の町の御出身ですので,今のようなことを触れさせていただきました。
 それから,法務行政を所管する大臣として,いかなる覚悟で今国会に臨むかということですが,法務大臣に就任して思ったことは,ある意味で政権交代があろうとあるまいと処理をしなければならない法案が相当溜まっているということです。今国会は,参議院選挙も後にございますので,延長ができるような形ではないわけです。予算も,提出が大分遅れるでしょうから,どうしても審議時間が限られてきます。どの閣僚も同じであると思いますが,やはり必要な法案をきちっと処理をしていくということです。加えて,法務行政を所管するという立場から申し上げますと,就任のときにも申し上げたと思いますが,法の支配という観点については,これは決して法務大臣だけが所管するようなものではありません。あらゆる行政が法の支配の下で行われなければならず,当然,それは法を定立する立法府も法の支配ということをきちんとさせていく責任を負っていますし,裁判所もその責任を負っているわけです。その法の支配のインフラを整備していくことが,我が省の役目ですから,そういう思いで国会論戦に臨んでいきたいと思っております。
【記者】
 今国会で優先的に処理していきたい法務省の法案についてお考えはありますでしょうか。
【大臣】
 今整理をしているところですので,まだ最終的には申し上げるわけにはいきません。しかし,抱えている法案を一本でも多く通したいと思っております。どういうことをしたら,更に前進できるかということをいろいろと検討している最中ですので,言及することは差し控えたいと思います。
(以上)
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