本文へ
文字の大きさを変更する
標準に戻す
拡大する
色変更・音声読み上げ・ルビ振りを行うアクセシビリティツールを利用するかたはこちら
トップページ
サイトマップ
業務支障情報
ENGLISH
トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成25年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成25年5月31日(金)

 今朝の閣議では,法務省案件はありませんでした。
 私の方から3点申し上げます。1点目は,日本司法支援センター,いわゆる法テラスについてです。被災地の復旧・復興のための人的支援として,6月1日から,常勤弁護士(スタッフ弁護士)1名を,福島県相馬市に市役所の任期付職員として派遣することにいたしました。これは,今までも御報告しておりました宮城県東松島市,石巻市に続く,法務省,法テラス,日本弁護士連合会の三者による,被災地の復旧・復興のための法的支援の在り方についての検討の一環です。被災地の復旧・復興のためには,地元自治体のマンパワーが不可欠です。今回派遣される弁護士は,もともと大分県庁で働いていた経験がお有りの方と聞いておりますが,弁護士としての経験と,自治体勤務の経験の両方を生かして,相馬市の新たな街づくりに当たって生じる土地収用や,法的問題の解決に尽力していただきたいと思っております。それから,相馬市だけではなくて,現在,岩手県山田町との間でも弁護士を任期付職員とする人的支援についての協議を,先程申し上げた三者で進めているところです。この点については,協議が固まり次第,また御報告したいと思っております。
 2点目に,「車座ふるさとトーク」の開催について申し上げます。安倍内閣では,大臣,副大臣,政務官が地域に赴いて,テーマを決めて現地の方々と少人数で車座の対話を行い,生の声をつぶさに聞いて政策にいかすとともに,重要政策についても説明をする,いわゆる「車座ふるさとトーク」を実施しています。これは,私どもが野党の時代,私が総裁でありましたときに,マイクで演説するだけでは,本当に心が通った対話ができない,マイクを使わないで膝を突き合わせて,いろいろな議論をあちこちですべきだということで始めたものであり,政権に就いてもこれは続けていこうということで行っているものです。法務省では,6月9日に私が熊本県菊池市に行きまして,「再チャレンジを支える街づくり~再犯防止と社会復帰支援」というテーマで,刑務所出所者等の再犯防止のための取組に当たっている地域の方々を含め,実際に刑務所出所者等を受け入れる立場の地域の方々との車座トークを行うということにしました。具体的な出張日程については,おって,お知らせしたいと思います。
 3点目ですが,今日と明日の2日間,北の丸公園の科学技術館で毎年恒例の全国矯正展が開催されます。本日,午前10時から,私もテープカットに参加いたしますので,皆さんにも是非取材をしていただけたらありがたいと思っております。

法曹養成制度に関する質疑について

【記者】
 昨日の法曹養成制度検討会議で,中間的取りまとめに対するパブリックコメントの結果が明らかになりました。法科大学院生や司法修習生に対する経済的支援に関し,最も多い2,421通の意見が寄せられましたが,この経済的支援という部分について,大臣はどのような御意見をお持ちでしょうか。
 また,今後,この会議は,最終的取りまとめに向けて,6月中に議論することになりますが,委員の方々にどのような議論を望まれるのでしょうか。
【大臣】
 パブリックコメントの結果が公表されたわけですが,中間的取りまとめに記載された事項について,非常に幅広い御意見を寄せていただいたと思っております。特に今御指摘のありましたように,法科大学院生や司法修習生に対する経済的支援に関連して,約2,400通の御意見が寄せられたということです。これだけたくさんの御意見を頂くということは,法曹養成ということに対して,非常に高い関心があるのだろうと思います。検討会議では,このパブリックコメントの結果も踏まえまして,最終的取りまとめに向けた議論が行われます。私どももこのパブリックコメントの結果についてよく分析しなければならないと思いますが,検討会議においてもよく分析していただいて,充実した議論をしていただきたいと思います。その結果を関係閣僚会議においても検討を行い,8月2日までに一定の結論を出す予定です。
【記者】
 パブリックコメント全体を見ますと,経済的支援のことのみならず,様々な問題や課題についての意見が寄せられています。全体的に手厳しいものが多かった気がしましたが,寄せられた意見の全体を御覧になって,現在の大臣の受け止めをお願いします。
【大臣】
 私も閣僚会議のときに申し上げるべきことは申し上げなければなりませんが,今は議論をしていただいているところですので,現段階ではあまり突っ込んだことは申し上げにくいです。ただ,やはり法曹養成に関しては必ずしも最初の制度設計どおりに動いているとは限らず,想定できないいろいろなこと,つまり世の中というものは,実際に動いてみると多様な反応が出てきますので,こういった結果になったのかなと思います。私どももよく分析して,対応,議論していかなくてはならないと思います。

全国矯正展に関する質疑について

【記者】
 今日から始まる全国刑務所作業製品展示即売会(全国矯正展)ですが,こういったところを見てほしいという点があれば教えてください。
【大臣】
 全国矯正展は,長い間続いているものです。刑務所内で作業を科すことについては,刑罰の一部分であると言えばそのとおりですが,同時に,刑務所出所者等の社会復帰をどう進めていくかという点でも非常に大きな意味があると思います。概括的な表現になりますが,その辺りを踏まえてよく見ていただきたいと思います。

その他の質疑について

【記者】
 大阪の橋下市長に対する問責決議が公明党の反対により否決されました。「公明党は,市長選挙と参議院選挙が同日選挙になることによる参議院選挙への悪影響を回避した。」という報道がされております。今回の問責決議の否決が参議院選挙へどのように影響するか,お考えをお聞かせください。
【大臣】
 私は大阪の政治的な力学等はよく分かりませんので,一知半解でコメントをすることは差し控えたいと思います。ただ,橋下市長は,ある意味では非常に現代的な政治家でいらして,自分の関心事というか,自分の主張されたい点を非常に鮮やかな手法で問題提起されています。言葉を選ばずに言えば,挑発的な発言をしながら世論の反応を定めて,そして世の中を動かしていこうという手法でやってこられました。我々政治の場にある者としては,非常に興味深い,関心を払わなければならない手法だと思います。しかし,それだけに一種の危うさもそこに含んでいるということかなと思いますが,参議院選挙に対する影響は,まだ何とも判断ができません。
(以上)
ページトップへ