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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成25年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成25年12月6日(金)

 今朝の閣議では,法務省案件として,質問主意書に対する答弁書4通と,民法900条4号ただし書を改正する民法改正法を公布することを決定いたしました。

民法改正等に関する質疑について

【記者】
 昨日未明,婚外子相続格差規定を削除する改正民法が成立しました。この法改正に関連して,自民党法務部会は,法務省に相続法制の在り方について検討するワーキングチームの設置を要請していますが,今後,どのように対応していかれるのでしょうか。
【大臣】
 昨日未明に改正民法が成立いたしまして,それは良かったなと思っているところですが,今回の民法改正でいろいろな御議論がございました。この民法改正が及ぼす社会的影響に対する懸念であるとか,あるいは配偶者の保護の観点から相続法制をよく見直す必要があるのではないかなど,様々な問題提起がございました。それから,国会外でもそういうような御意見がたくさんあったわけですが,国会の審議におきましても,相続に伴う配偶者の居住等をどう保護していくかという問題など,複数の議員から関連質問があったところです。こういったことを踏まえて,法務省では,今回の最高裁判所の決定及び民法改正の影響について,その実態把握をしっかりやらなければならないということが1つございます。その実態把握を十分にやった上で,相続法制等の在り方について検討を進めるためのワーキングチームを直ちに設置しようということです。速やかに,今,ワーキングチームを立ち上げることができるように作業を進めているところです。
【記者】
 一方,今国会では,野党側の議員立法の動きもありましたが,出生届に婚外子かどうかの記載を義務付けた戸籍法の改正はされないこととなりました。法務省も当初は法改正を目指していたと思いますが,来年の通常国会での法改正を模索されるのでしょうか。
【大臣】
 確かにおっしゃるように,法務省としても戸籍法の改正を視野に置いて準備をしておりましたけれども,与党審査の過程で,戸籍法については違憲判断を受けたわけではなく,民法と同時に改正するほどの緊急性はないという御判断があったので,この部分の改正は見送ったわけです。他方,野党の皆さんが提案された戸籍法改正案は今国会でいろいろ御議論があったわけですが,成立に至らなかったという情勢です。今後どうしていくかということは,まだ結論を出しているわけではありません。これまでの御議論を踏まえて考えていかなければならないと思っております。

特定秘密保護法案に関する質疑について

【記者】
 今,審議が続けられている特定秘密保護法案ですが,昨日,参議院の委員会で,質疑打ち切りの動議が出て,いわゆる強行採決というような形で採決がされました。第三者機関について,新たな組織の名前が総理大臣や官房長官からいろいろ出てきたばかりの中で,質疑が打ち切られて本会議に調整されるということにいろいろと批判が出ていますが,この国会の審議というか,運営について大臣の受け止めをお願いします。
【大臣】
 国会の審議の在り方は国会の中で決めていただくことで,閣僚があまり差し出がましいことを言うのは控えるべきであると私は思っております。もちろん,これは国民主権の下で国民の知る権利というものは十分に尊重しなければならない。一方で,やはり国家の安全に関する機密というものも保護されなければならないという,難しい要請を調整していかなければならない法案でございますから,十分に議論していただいて,問題点は解明していくということはもちろん必要だと思います。しかし,相当に審議時間等も積み上げてきた。それ以上どのような対応が必要かは,やはり国会の中で御判断いただくべきことだと思います。

その他の質疑について

【記者】
 昨日,甘利経済再生担当大臣が御自身の病状について早期の舌がんだという話をされて,いわゆるTPP交渉等の影響も懸念されるところもあると思うのですが,受け止めをお願いします。
【大臣】
 甘利大臣は今,非常に大事な仕事を担当されているわけです。ごく早期のということでありますけれども,きちんとした治療をされた上で一日も早くお元気なお顔を見たいと思っております。今,TPP交渉も大事なところに差し掛かっているわけですけれども,西村副大臣が代わってこの仕事に当たられるということのようです。西村副大臣は甘利大臣と今まで一緒にやってこられて,この分野に一番通じておられる方の一人ですから,大変重い仕事を負われているわけですけれども,頑張っていただきたいと思っております。また,我々閣僚の任にある者は,協力すべきことがあれば徹底的に協力をして支えていかなければならないと思っております。
(以上)
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