本文へ
文字の大きさを変更する
標準に戻す
拡大する
色変更・音声読み上げ・ルビ振りを行うアクセシビリティツールを利用するかたはこちら
トップページ
サイトマップ
業務支障情報
ENGLISH
トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成25年 記者会見要旨 > 法務大臣臨時記者会見の概要

法務大臣臨時記者会見の概要

平成25年12月20日(金)

 ただいま,麻生副総理兼財務大臣と予算折衝を済ませてまいりました。平成26年度予算案につきまして,法務省の予算として重要度が高いと考えて私が財務大臣にお願いした点は二つございました。1点目は,「治安の確保,法秩序の維持及び国民の権利保全の充実のための増員」であり,これら緊急な課題に対応するための要員として,770人を措置すること。2点目は,「再犯防止対策の充実強化」であり,そのための経費として92億円を措置すること。以上2点をお願いいたしました。
 1点目の増員の関係は,当省として,業務の効率化や組織体制の見直しに積極的に取り組んでいるところですが,他方,各組織において,緊急かつ優先的に対応を要する課題に直面しております。これらに適切に対応するため,可能な限り体制の維持を図ることができるように増員の措置をお願いしたわけでございます。
 2点目の再犯防止対策の充実強化は,保護観察や刑務所等での処遇を充実強化することによって再犯を阻止しようとするものでございまして,具体的には保護観察を担う保護司の方々の御負担を軽減するため,保護司の方々が対象者との面談に利用できる更生保護サポートセンターを100か所増設すること,それから新任保護司が事件を担当されるとき,ベテラン保護司との複数担当制を導入して,新任の方の負担を軽減しようということ,それから薬物事犯者を重点的に受け入れる更生保護施設を5か所増設して薬物事犯者への処遇を強化することなどを含んだ取組をしようというものです。
 そして,折衝の結果,治安の確保等に必要な要員として770人の増員,それから再犯防止対策の充実強化として92億円の予算を認めていただきました。法務大臣としては,予算案が次期通常国会において速やかに成立することを期待し,また努力もしなければならないと思っておりますが,認められた要員及び予算を法務省の使命である治安,法秩序の維持と国民の権利保全のために最大限に活用して,「世界一安全な国,日本」の実現に向けて,全力を尽くしてまいりたいと,覚悟を新たにしているところでございます。

平成26年度予算案に関する質疑について

【記者】
 今回の予算折衝は770人の増員要求をされたとのことですが,具体的に特にどういった分野の職員の増員を要求されたのでしょうか。
【大臣】
 治安関係では,矯正官署373人,地方入国管理官署107人を始めとして,735人の増員措置を認めていただきました。もう少し細かく申しますと,矯正官署については,矯正研修所,刑務所等,少年院,少年鑑別所で373人,それから,地方入国管理官署107人,検察庁181人,更生保護官署44人,公安調査庁30人,以上の増員を治安関係では認めていただいたということです。
【記者】
 定員の関係ですけれども,概算要求の際に頂いた資料では増員要求が1,085人ですが,これに対して本日の予算折衝での増員要求770人というのは相違がありますが,どういうことでしょうか。
【大臣】
 今年は,人件費抑制の方針が相当強いものとしてあったわけです。私どもとしては1,085人の増員要求を行ったわけですが,そういう中で事務折衝を踏まえて増員要求数を再検討した結果,先ほど申し上げたような治安関係を中心として770人を要求して,そこを認めていただいたところです。
【記者】
 770人というのは純増ということになるのでしょうか。
【大臣】
 全体で言いますと,779人が定員合理化計画で減員になっておりますので,差引き9人の純減です。ただ,治安関係で見ますと,735人の増員に対して591人の減員ということですので,治安関係は144人の純増となります。
【記者】
 予算額の方で確認ですが,再犯防止関連で92億円が認められたということですけれども,概算要求額は幾らだったのでしょうか。
【大臣】
 概算要求においては108億円の要求を行ってきたわけですが,これも今までの事務折衝を踏まえて,92億円を要求しました。先ほど保護司の方々の負担軽減ということを申し上げましたが,言うまでもなく保護司はボランティアとしてやっていただいていて,日本の社会内処遇等では極めて大きな役割を果たしていただいているわけですが,先ほど申し上げたような更生保護サポートセンターの増設の他に,保護司会連合会等の負担を軽減するといった保護司制度の基盤整備ということで認めていただいたということです。
【記者】
 この92億円というのは,本年度の補正予算は含まれないということでよろしいですか。
【大臣】
 これは来年度予算案です。
【記者】
 今日の予算折衝では,一般会計全体の額は決まったのでしょうか。
【大臣】
 まだ数値を承知しておりません。
【記者】
 先ほどのお話にありました保護司の方の面談利用のサポートセンターの100か所増設であるとか,薬物事犯者の方を受け入れる保護施設の増設というのは,イメージとしては,これらは各都道府県に均一にというか,全国にあまねくという意味なのでしょうか。
【大臣】
 今,何とかして作りたいとしている更生保護サポートセンターの数は全部で400数か所ですが,今度認められた100か所を合わせて345か所になります。更にあと100か所程度希望がございますので,またこれは鋭意努力しなければならないということです。
(以上)
ページトップへ