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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成26年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成26年7月25日(金)

 今朝の閣議は,法務省案件は特にございませんでした。

大臣の出張に関する質疑について

【記者】
 大臣の海外出張につきまして,本日の閣議で了承されたとのことですけれども,クロアチアとイギリスを出張先に選ばれた理由と,どのような成果を期待しておられるかお聞かせください。
【大臣】
 クロアチアは,昨年7月にEUへの加盟が実現したわけです。旧ユーゴ紛争当時国として最初のEUへの加盟を実現したということで,これは長い間,クロアチアの外交目標だったわけです。ヨシポビッチ大統領は公正な社会の実現と法の支配の確立を掲げておられます。EU加盟の準備を整えて,実際にEUへ加盟されましたけれども,恐らく従来の法体系と新たなEUの法体系との調和,調整といったようなことに相当な御苦労があるのだろうと思います。当局者のそういったことに対するいろいろな見方等は,我が国にとっても参考になる面があるのではないかと思っています。それから,クロアチアは旧ユーゴスラビアの一国であり,昔流に言えばバルカンの国です。今年は第一次大戦が始まって100年になりますが,当時の歴史をめぐっては国によっていろいろと見方の対立があるというような報道もございました。こういった中で,どういうふうにEUに加盟して,言うなればそういう過去の歴史認識というものをどういうふうに克服していこうとしているのかということ,これは法務省の関心というよりは私個人の関心としてございます。また,今,日本はビジット・ジャパン,要するに観光立国というものにかなり力を入れています。たくさんの方が日本を訪れるようになってきましたけれども,例えば,フランスでは年間で人口よりも多い約8千万人もの方が観光客として訪れているわけです。もちろん,陸続きの国があったり,EUで訪れやすいとかそういう違いはありますが,我が国もまだ努力の余地があると思います。クロアチアは観光にも大変力を入れている国でありまして,地中海やエーゲ海等のクルーズなども盛んです。そういった所で,入管政策上あるいは出入国管理上のいろいろなノウハウを蓄積しておられると思います。そういった辺りを見ることができればと思っています。それから,イギリスについては,ロンドンオリンピック・パラリンピックが一昨年に行われたわけですが,やはりテロ対策とか出入国管理の上ではいろいろ御苦労をされたと思います。日本も6年後に向けていろいろな準備をしていかなければなりませんが,法務省においても,そういう意味で極めて参考になるところが多いのではないかと思っています。さらに,イギリスではいわゆる再犯防止,罪を犯した人に対する再犯防止対策についての官民協働の取組を積極的に行っていると聞いています。いわゆるPFIのようなものも盛んですし,ソーシャル・インパクト・ボンドという,全く民間だけでやるわけではないのですが,民間の投資を呼び込んで何とか再犯等の問題を解決できないかという取組が非常に進んでいると聞いております。こういった取組,あるいはソーシャル・ファームのような取組は,我が国の再犯防止や保護・矯正といった行政にも学ぶべき点があるだろうと思っています。そういった取組等を見て,また,両国の法務大臣を始め,クロアチア大統領や議長等と意見交換をしてきたいと思っています。

裁判員裁判に関する質疑について

【記者】
 昨日,最高裁において,求刑超えの裁判員裁判の判決を見直す判決がありました。この判決の中身についてはさておき,裁判員裁判には,いわゆる量刑の公平性という観点と市民感覚の反映ということとの調和をどうすべきかという議論があると思うのですけれども,この点について大臣の御見解をお願いいたします。
【大臣】
 これは結局のところ,個別の事件でどういうふうに量刑を判断していくかということになります。裁判員を含めた司法部の判断ですから,余り軽々に法務大臣がコメントするのは差し控えたいと思います。
(以上)
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