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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成27年 記者会見要旨 > 法務大臣臨時記者会見の概要

法務大臣臨時記者会見の概要

平成27年1月11日(日)

 本日,平成27年度の予算案につきまして,大臣折衝が行われましたので御報告いたします。
 法務省の予算として重要度が高いと考えられるもの二点につきまして,麻生財務大臣と折衝をいたしました。一点目につきましては,「再犯防止対策の推進」であります。そのための経費といたしまして,116億円を措置するということ。そして,二点目につきましては,「出入国管理体制の強化」であります。そのための経費として,133億円を措置することについてでございます。
 まず一点目の「再犯防止対策の推進」につきましては,刑務所出所者等を雇用した協力雇用主への支援や,保護司等による社会内処遇と刑務所等での施設内処遇を強化することによって再犯を防止しようとするものであります。
 具体的に申し上げますと,刑務所出所者等が出所後速やかに安定的で継続的な就労に移行できるよう,協力雇用主に奨励金を支給する制度の創設等を行うことでございます。
 また,保護司等の方々が対象者との面接等に利用できる更生保護サポートセンターを101か所増設するなど,保護司等の皆さんに対しての支援を強化することであります。
 そしてさらに,刑務所出所者等の就労支援対策を強化するための施設内処遇として,建設,介護等の雇用ニーズの高い職種における職業訓練の実施庁の拡大等を図るものであります。この中には,女子刑務官の過重な業務負担を軽減するため,女子刑務所に地域の看護師さんでありますとか社会福祉士さんのOBを配置して業務を補助していただくための経費なども盛り込まれており,女性の働きやすい職場環境づくりにもつながるものと考えております。
 また,検察庁,矯正施設及び保護観察所がそれぞれ保有・管理しております対象者情報等を連携させまして,処遇効果の分析等を可能とするシステムを構築することにより,より効果的に再犯防止対策を推進することとしております。
 二点目の「出入国管理体制の強化」でありますが,オリンピック・パラリンピック東京大会が2020年に開催されますし,訪日外国人旅行者2千万人台の高みを目指すという大きな国家目標がございますので,それに対応するための14の空港に審査ブースを合計で43増設すること,さらに,水際対策徹底のためのインテリジェンス機能を充実強化することなど,出入国審査の充実のための取組を行おうというものでございます。
 本日の折衝の結果でありますが,再犯防止対策の推進といたしまして116億円,出入国管理体制の強化として133億円の予算が認められたところでございます。
 麻生財務大臣より,いずれの項目につきましても大変力強いコメントを頂くことができました。「再犯防止対策の推進」につきましては,特に受刑者が施設内においても職業訓練が十分受けられるように連携をしっかりして,その効果が最大限上がるように取り組んでほしいと,こういう御指摘を頂きました。また,「出入国管理体制の強化」につきましては,大都市の空港だけではなく,地方空港での対策についても力を入れてほしい旨の御発言を頂くことができました。特に,地方空港におきましては何時間も待たされると第一印象も大変悪くなるということでありまして,リピーターをしっかりと作っていくためにも迅速な対応をとっていただきたいと,こうした御指摘を頂きました。また,日本の中においても技術が大変進歩しているということもあり,そうしたことについても積極的な取組をやってまいるということについても御指摘を頂きました。
 いずれにしても大変大事な項目であり,法務省としても積極的に取り組んでいくということでありますので,一日も早く,この27年度予算が次期通常国会において速やかに成立するよう,全力で取り組んでまいりたいと思っております。

平成27年度予算案に関する質疑について

【記者】
 「出入国管理体制の強化」のところで,「インテリジェンス機能の強化」という言葉をお使いになりましたが,これはいわゆる概算要求の際にインテリジェンスセンターのような組織を立ち上げて,職員等を配置してというようなお話を伺っているのですが,それに該当するものと考えてよろしいでしょうか。

【大臣】
 個別の対応策をどうするかということについては,これからしっかりと対応してまいりたいというふうに思っておりますが,正に乗客予約記録取得機器の開発でありますとか,情報分析用端末機器の設置でありますとか,そうした一連の強化を図るための様々な最先端の機器も含めまして,その導入に向けまして努力をしていきたいと思っております。また,同時にインテリジェンス技法研修の実施ということにつきましても,併せてこの中に盛り込んでおります。

【記者】
 今日の折衝で予算総額全体の見通しのめどみたいなものはついているのでしょうか。

【大臣】
 今回は,大臣折衝の重点項目ということで,今説明した二項目についてでございます。その他につきましては調整中ということですけれども,最終案はなるべく早くお出しできるようにということで努力しているところでございます。

(以上)
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