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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成27年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成27年5月19日(火)

 今朝の閣議ですが,法務省案件は,政令が1件決定をされました。
 次に,私から1点,御報告をさせていただきます。
 本日,公安調査庁におきまして,国際テロに関する情報をまとめました「国際テロリズム要覧」を公表しますので,私からお知らせします。
 国際テロをめぐっては,イスラム過激組織の活動が一層活発化し,本年に入り,邦人への被害が発生しているほか,ISILが今後も我が国の国民を標的とする旨宣言するなどしています。
 加えまして,欧米におきましては,ISILや「アルカイダ」等の唱える主義主張に感化されて過激化した「ホームグロウン・テロリスト」や,シリアやイラクなどで戦闘員として活動した後に帰国した者などによるテロが発生をしており,国際テロの脅威は極めて憂慮すべき状況にあります。
 公安調査庁では,例年,国際テロの動向などについて取りまとめた「国際テロリズム要覧」を発行しておりますが,このところ,その要約を載せたウェブサイトへのアクセスが相当増加しているとの報告を受けております。
 今後とも,海外に進出した企業や在外邦人の安全確保に向け,関係機関や企業等の多くの方々に活用していただきたいと考えております。

刑事訴訟法改正案等の国会審議に関する質疑について

【記者】
 本日の衆院本会議で,取調べの録音・録画の義務付けなどを内容とした刑事訴訟法改正案の趣旨説明が行われ,同法案が審議入りする予定です。「司法取引」の導入や通信傍受の対象拡大など,多様で大きな変更点を含む改正案ですが,どのような審議を期待するか,お考えを聞かせてください。
 また,今通常国会では,刑訴法以外にも,債権法,技能実習など大きな法案が控えています。全体の審議を考えた場合に,スケジュールは相当タイトになり,各法案の審議時間などへの影響も懸念されますが,その点に関する受け止めもお聞かせください。

【大臣】
 まず1点目の質問ですが,この法律案は,捜査・公判が取調べ及び供述調書に過度に依存している状況を改め,刑事司法制度を時代に即したより適正で機能的なものとし,国民の皆様からの信頼を確保するという目的を持って「証拠収集手続の適正化・多様化」と「公判審理の充実化」を図るものであり,正に新しい時代に即した新たな刑事司法制度の構築を目指すものです。
 刑事手続は,国民生活の基盤でありますので,充実した御審議をいただいた上で,この法律案をできる限り早期に成立させていただきたいと考えております。
 また,2点目の御質問のとおり,今国会には,数多くの法務省関連の法案を提出をしているところです。今回の法案も含めまして,更にこれから多くの法案につきましても御審議をいただく予定であり,私としては,本当に全て通していただきたいということで全力を傾注して法案の審議に諮るべく努力をしていくことに尽きると思っております。その上で,国会の審議スケジュールなど議事運営に関する事柄につきましては,法務大臣としてお答えする立場にはありませんが,法案を十分に御審議いただいた上で,できる限り早期に成立させていただきたいと思っております。

特定秘密保護法に関する質疑について

【記者】
 特定秘密保護法の関連で,昨日,情報保全諮問会議が開かれましたが,今後,初めてとなる国会への運用状況の報告,この具体的な時期と方法についてはどのようにお考えでしょうか。

【大臣】
 今回,国会報告案について御審議をいただくということでした。そして今回の諮問会議で,それぞれ委員の先生方からお出しいただきました意見を付して閣議決定の後に国会に報告,公表すると,こうしたスケジュールの中で進めているところです。その意味では,前々から通常国会の中でと申し上げてきましたけれども,そのような方向性の中で努力をしていくということだと思います。

その他の質疑について

【記者】
 法務省の案件とは直接関係ないのですが,日曜日に大阪都構想の住民投票で反対が多数となりました。今回の投票では,府と市の二重行政が一つの争点となっておりますが,大臣の地元静岡でも,静岡市と浜松市という二つの政令指定都市を抱えています。
 今回の反対という結果をどのように受け止めているかということと,大阪の橋下市長が政界引退を表明したことについての御所感をお聞かせください。

【大臣】
 まず1点目ですが,住民投票の結果ということで,非常に僅差であるわけですけれども,反対という大阪市民の皆様の意思が表明されたということで,重く受け止めたいと思っております。
 今,静岡のことも含めて御質問いただきましたけれども,全国の中の様々な地方の力を引き出していくということで,今,地方創生が大変大きな動きを作っているところです。地方創生というのは,それぞれの地域の持っている自治の力や固有の魅力を刺激し,活性化していくことが大切だと思います。そういう意味では,住民の皆様の強い考えや意思,あるいは努力がなくてはならないものだと思いますので,成長戦略の一番の土台を地方の中から生み出していこうと,それに向けて政府としても最大限の支援をするということでありますので,そうしたことが更に推進していくという目標に向かって努力してもらいたいと思いますし,それに応援をしていきたいと思っております。
 それから橋下市長の政界引退ということでの御質問ですが,政治家の出処進退はそれぞれ政治家が自らの判断で決断をすることですので,私の方からコメントすることにつきましては,差し控えさせていただきたいと思っております。
(以上)
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