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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成27年8月21日(金)

 今朝の閣議では,法務省案件はありませんでした。

再犯防止キャラバンに関する質疑について

【記者】
 大臣は8月9日に,第2回再犯防止キャラバンで宮城県を訪問されました。再犯防止に取り組む保護司や協力雇用主の方たちと意見交換をされ,登記所備付地図作成現場も視察をされましたが,今回のキャラバンの成果と今後どのように政策に生かしていくお考えか,お聞かせください。

【大臣】
 先日,第2回再犯防止キャラバンを実施しました。再犯防止キャラバンの目的は,再犯防止に向けて,地方,地域コミュニティ,国民の皆様との協力関係を構築することにあります。
 具体的には,矯正施設や保護観察所等の機関と地方公共団体との連携強化を図ること,地方主体の取組を促進していくこと,保護司等の民間協力者の方々にとって活動しやすい環境整備をすることなどにより,犯罪や非行をした人がより円滑に社会復帰し,地域社会の一員としてしっかりと定着をしていくために必要なサポート体制を地域の中で作り上げていくということ,これに対して最大限の御協力をいただくことを目指したものです。
 今回の再犯防止キャラバンを通じ,宮城県においては,復興のための施策が大変進捗しているということですけれども,その中にあって,保護司の皆様,協力雇用主の皆様,あるいは様々な民間ボランティアの皆様による粘り強い取組,あるいはきめ細やかな取組が途切れることなく行われているということ,また,そうした活動が,地域の方々から深い信頼を得ていることを強く感じることができました。ただ,保護司の方々の中には,直接被災された方もいらっしゃいましたし,また震災からの生活再建が難しく,震災前の更生保護の活動に戻るにはまだまだ時間がかかるという方もいらっしゃるとお聞きしました。
 今回のキャラバンで,大変御苦労をされている保護司の方々や協力雇用主の方々を始めとする民間ボランティアの皆様から様々な御意見・御要望も直接頂くことができましたし,また,再犯防止や立ち直りに取り組む思いを共有させていただくことができ,より緊密な関係を作っていくためお力を頂けるということで,大変力強いメッセージを頂戴することができました。
 また,2日目の日程では,私に代わって事務次官が奥山仙台市長,亀山石巻市長と意見交換をさせていただくことができ,こうした民間ボランティアの方々が活動しやすい環境整備の必要性や,協力雇用主を支援していく制度の重要性について,意識の共有を図ることができたと報告を受けたところです。法務省といたしましても,保護司等の民間ボランティアの方々に対して,しっかりと支援をしてまいりたいと思います。
 また,登記所備付地図の作成現場の視察については,震災直後の状況から,地道な地図作成作業によって住宅が再建され,「まち」が復興している様子を見ることができ,改めて登記所備付地図の作成作業が大変重要な基盤をなしていることを再認識した次第です。政府の最重要課題である被災地の復興を図るため,登記所備付地図作成作業を法務省としても全力で取り組んでまいりたいと考えています。
 今後,今回の再犯防止キャラバンにおいて,現場の皆様から直接賜りました御意見等をしっかりと受け止め,再犯防止に向けて,地方,地域コミュニティ,また国民の皆様との協力関係をしっかりと構築し,その強化に更に力を注いでまいりたいと考えています。

人種差別撤廃法案に関する質疑について

【記者】
 参議院で審議中の野党が提出したヘイトスピーチに関する法案について2点お伺いしたいのですが,法案の取扱いについて与野党4党による協議が始まっていますけれども,ヘイトスピーチの法規制をめぐっては表現の自由との兼ね合いもあって慎重な意見もあり,意見集約は簡単ではないという意見も出ていますが,与野党による協議に対する大臣の受け止めについてお伺いします。
 また,このヘイトスピーチの法案によって,本日,参議院で審議入りする予定の刑事訴訟法の審議スケジュールに影響を与えてしまっているという状況がありますけれども,その状況についての受け止めもお伺いします。

【大臣】
 まず1点目ですが,議員提出の法案で,ヘイトスピーチをめぐる与野党協議が始まったことは承知しており,十分審議状況を見守ってまいりたいと思っています。
 法務省としては,外国人の方々に対する偏見や差別の解消に取り組んでいくことが極めて重要であると考えており,現行法の適切な適用と効果的な啓発等にこれまでも積極的に取り組んできたところであり,これからもそのような方針で進めてまいりたいと思っています。
 2点目については,国会の中で御議論いただいていることであり,私どもが提案している法律案のうち,大きなものが刑事訴訟法の改正法案ですので,同法案を含め,一つ一つの法案について,丁寧に,しっかりと対応してまいりたいと思っています。
(以上)
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