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法務大臣閣議後記者会見の概要

令和8年6月19日(金)

 今朝の閣議において、法務省請議案件はありませんでした。

不法滞在者ゼロプランに基づく難民認定制度の運用に関する質疑について

【記者】
 国連総会の決議で定められた「世界難民の日」が明日なので、それを前に伺います。入管庁は昨年来、「不法滞在者ゼロプラン」を進め、難民申請の審査について、「B案件」の類型化による「処理の迅速化」を掲げています。B案件は、入管庁が「難民条約上の迫害に明らかに該当しない」と判断した申請で、聞き取り調査なしで不認定とされることが多いものですが、昨年の振り分けは前年の20倍に上りました。支援団体は「本来B案件の対象とすべきでない案件まで拙速に振り分けられている」と指摘していますが、入管庁はどのような申請をB案件としているのか、類型化後の変更内容を公表しておらず、外部から検証不能な状況が続いています。難民審査の公正性や透明性が担保されていないとの批判にどのように答えるのか、大臣の御所見を伺います。
 
【大臣】
 不法滞在者ゼロプランに基づく運用は、飽くまで既存の振り分けを前提に運用を改善するものです。
 すなわち、これまでの基準でもB案件として振り分けることが可能であったものについて、最新の出身国情報を踏まえて、申立て内容を類型化するものであり、既存の振り分けを変更するものではありません。
 B案件の類型を公表すれば、当該類型を踏まえた虚偽の主張を内容とする誤用・濫用的な申請が行われることが予想されるため、対外的に明らかにすることは適当ではないと考えています。
 明日は、国連の定める「世界難民の日」であり、法務省としても、引き続き、保護を必要とする外国人の迅速かつ確実な保護に取り組んでいきたいと考えています。
(以上)