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平成29年 記者会見要旨  >  法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成29年7月7日(金)

 今朝の閣議において,法務省案件はありませんでした。

九州北部の大雨被害に関する質疑について

【記者】
 九州北部で記録的な大雨となり,多くの人が避難されたり,家屋が崩壊,また流されたりするなどの被害が出ています。法務省として,また地方の法務局で取り組むことがあれば,お聞かせください。

【大臣】
 今回の大雨によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに,被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。法務省としては,所管施設の被災状況等の情報収集に努めるとともに,7月5日に出された「台風第3号及び梅雨前線による大雨関係」の総理指示を踏まえ,被災自治体や関係省庁と緊密に連携し,被災者の皆様のお力になれるよう努めてまいりたいと考えています。また,法務局においては,被災状況に応じて,被害にあった建物について登記官の職権による滅失の登記を行う等の必要な対応を行うよう,7月6日に指示しました。その他の取組として,登記相談窓口の開設や災害復旧のための境界標識の保存について,関係機関への周知依頼をすることを考えています。

【記者】
 登記官の職権による滅失登記の指示は,これまで,同様の大規模災害でも行っていますか。また,登記相談窓口の開設をするということでしたが,するかどうかはまだ決まっていないということですか。

【大臣】
 職権による滅失登記については,いずれも平成28年の熊本地震,台風10号の被害を受けた岩手県岩泉町の水害,新潟県糸魚川の駅前の大火事のときに対応しています。登記相談窓口の開設については,必要な場合に開設するという前提で,現在の状況を受け止め,検討していきます。

【記者】
 まだ開設はしていないという理解でよろしいですか。

【大臣】
 現在はまだ開設していません。

七夕の願いに関する質疑について

【記者】
 今日は七夕ですが,大臣の願い事は何でしょうか。

【大臣】
 七夕であるからということではなく,政治家として毎朝願っていることはあります。やはり,この国の平和と安全。そして実質的にも心も豊かに,国民の皆さんがたった一回の人生をしっかりと充実して頑張れる,そういう環境づくりの手助けをすることが私たちの使命だと思っています。したがって,その思いの原点を忘れずに頑張りたいと今日に限らず,毎日思っています。
(以上)