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平成29年 記者会見要旨  >  法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成29年10月20日(金)

 今朝の閣議ですが,法務省案件はありませんでした。

衆議院総選挙に関する質疑について

【記者】
 衆議院総選挙の投開票日が明後日,22日に予定されていますが,これまでの選挙戦を振り返って印象に残っていることや,心掛けたことがありましたらお聞かせください。

【大臣】
 今回の総選挙ですが,私自身が法務大臣として,閣僚の一人としての立場であると同時に,候補者でもありますので,この間の様々な施策について,国民の皆様に御理解をいただくことができるように,一生懸命,政策を愚直にやってきたことをできるだけ多くの方に知っていただけるように取り組んできたところです。
 特に,選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられた後,既に参議院選挙は実施されましたが,今回,初めて衆議院選挙で適用されるということで,若い世代の皆さんに自分の国である日本の今の課題,あるいは将来の課題についてしっかりと御理解していただく,あるいは考えていただくことが大変大切だと思っています。そのため,できるだけ18歳,19歳の皆さんには投票に行っていただき,民主主義の一番基本である御自分の大切な一票を投じて,その意思を表明していただくよう心掛けてきたつもりです。
 
【記者】
 衆議院総選挙について,各種世論調査で与党の優勢が伝えられています。与党の一員としてどう受け止められているかお聞かせください。

【大臣】
 政治は大きな声,小さな声,いろいろな声を幅広く選挙を通じて聞くことができる大変大事なものだと思っています。その対話を絶えず有権者の皆さんとすることができる。そして,それに対して,施策をこういう形でやってきたということを説明し,理解していただく,そして何よりも大切なのは,有権者の皆様との信頼のキャッチボールだと思っていますので,その意味でそのキャッチボールがしっかりとできるよう,そして最後の最後まで皆さんにお伝えすることができるように,また御支持を頂くことができるよう,気を引き締めて取り組んでいきたいと思っています。
 結果については,投票箱が閉まるまで,選挙結果が出るまで分かりません。今は,全国の津々浦々の中で国民の皆様の暮らしがあり,そのお一人お一人の皆さんから御支持を頂くことができるように最後の最後まで粘り強く活動していくことに尽きると思っています。
 
【記者】
 大臣も内閣の一員として,今回の選挙結果で与党が勝利をするということは,イコール,内閣に信任を頂いたという認識でいらっしゃいますでしょうか。

【大臣】
 今回の解散,総選挙に当たって,安倍総理からお話がありましたとおり,大きく二つの安全保障として,一つ目は,国家の安全保障「ナショナルセキュリティ」の分野,二つ目は,一人一人の暮らしと社会保障という形での「ソーシャルセキュリティ」の分野が掲げられました。私はそれに加えて治安という形での「パブリックセキュリティ」が重要であると思っています。これまでそういうことを訴えてまいりましたし,そのような施策と実績を丁寧に積み上げることにより,御支持を頂きたいと思っています。
(以上)