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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成29年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成29年11月24日(金)

 今朝の閣議では,法務省案件として主意書に対する答弁書が1件ありました。

人権作文コンテストに関する質疑について

【記者】
 全国中学生人権作文コンテストについてお伺いします。コンテストの概要と同コンテストの表彰について大臣の御所感をお願いします。

【大臣】
 全国中学生人権作文コンテストは,中学生が作文を通じて,人権尊重の重要性について理解を深め,豊かな人権感覚を身に付けることを目的として,昭和56年度から毎年実施しているものです。本年度実施の第37回大会では,全国の中学校から96万編を超える応募があり,これは全国の中学校等在学者の28.4パーセントに当たります。同コンテストの作品は,いずれも中学生らしい感性に富み,純粋な感覚で人権問題を捉えたものばかりであり,生徒の皆さんの真摯な姿勢には心を打たれるものがありました。素晴らしい作文を書いていただいた生徒の皆さんはもとより,御家族の皆さんも日頃から人権についてそれぞれ考えているということの現れではないかと思っており,その環境を培ってこられた保護者の方々にも感謝を申し上げたいと思っています。また,この作文をきっかけに命の大切さについて,更に周りにも広めていただきたいと思っています。法務省としても,この入賞作品を国民に向けて広報することによって広く人権尊重の考え方,思いを根付かせることに役立ててまいりたいと思っています。

【記者】
 入賞作品の活用についてはどのような形を想定していらっしゃいますか。

【大臣】
 入賞作品は既に冊子の状態にまとめて誰もが読める状態にしており,ネットを通じても公表をしているところです。それぞれの作品は中学生らしいみずみずしい視点から打ち出されていますので,様々な広報ツールを使って,一人一人の作文を大人の方にも読んでいただきたいと思います。

北朝鮮からと思われる漂着船に関する質疑について

【記者】
 昨晩,秋田県に不審船が漂着しましたが,法務省入国管理局としての現在の把握状況と今後の対応についてお聞かせください。

【大臣】
 北朝鮮から来たと称する8名が漂着したとの報道がありました。このことについては,今,警察署において事情聴取が行われているものと承知しています。法務省としても関係省庁としっかりと連携して,適切に対応してまいりたいと思っています。

無戸籍者問題に関する質疑について

【記者】
 無戸籍者問題解消についてお伺いします。大臣は先日の閣議後記者会見で法務局の人権擁護部門や人権擁護委員において主体的・積極的に関わっていくとおっしゃっていましたが,具体的にどのような関わりをするのか,大臣はどのような関わりを期待されているのかをお聞かせください。

【大臣】
 無戸籍者の方々が今なおいらっしゃることは,人権に関わる大変大事な課題ですので,この問題の解決に万全を期して力を入れたいと思っています。そこで私の方から無戸籍者問題解消に向けた指示をしたところです。まず,法務省人権擁護局から全国の法務局,地方法務局の人権擁護部門宛てに,この問題が法務省における重要課題の一つであると捉え,取組の強化やその対応を確実かつ適切に行っていくよう指示をしたところです。この問題をオール法務省として捉えて対応していくということです。具体的には,この問題をめぐる事情は,個々の相談者ごとに様々であるところ,法務局の人権擁護部門においては個々の相談者の実情を丁寧に聴き取り,その立場にしっかりと寄り添って,人権擁護委員の方々にも御協力いただきながら,無戸籍者問題解消のためのサポートをしていきます。また,各地方協議会の取組の詳細については,法務省において十分に集約し,その中でモデルとなるような良い事例については,その取組について人権擁護委員の方々の協力を得ながら,取り入れるべきものについては積極的に対応するよう指示をしたところです。

【記者】
 地方協議会では,地方ごとに設置時期や協議内容が任されていると思いますが,この協議会が実際にきちんと機能するかというのは,どのような形で担保していくのでしょうか。

【大臣】
 それぞれの地方によって取組の内容が異なります。これまでも無戸籍者の情報についてそれぞれ地方公共団体から情報の提供をお願いしていましたが,その発見率は様々な違いがあり,地方によって実情が異なります。そのため無理矢理一律に何か設けることになると逆に難しくなることも考えられますので,良い事例についてしっかりと把握して,そしてその事例を他の地域にも展開することができるように,そうした対応をしっかりとしながら,できる限り早く無戸籍者ゼロに向けて目標をしっかりと決めて対応してまいりたいと思います。                
(以上)
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