第７５回“社会を明るくする運動”作文コンテスト入賞作品の決定について

　“社会を明るくする運動”は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、新たな被害者も加害者も生まない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。昭和２６年に始まり、本年で７５回目を迎えました。

　本コンテストは、次代を担う小・中学生の皆さんに、日常の家庭生活、学校生活等の中で体験したことを基に、犯罪や非行に関して考えたことや感じたことをいきいきと作文に書いてもらうことを通して、本運動に対する理解を深めてもらうことを目的としています。平成５年に始まり、本年で３３回目となります。
　本年は、全国から２９７，２６０点（小学生１２７，５５７点 、中学生１６９，７０３点）の応募がありました。

（小学生の部）
島根　　足立　崇人（あだち　しゅうと）　　　　いちょうの木がくれたつながり
（中学生の部）
愛媛　　藤田　一花（ふじた　いちか）　　　　　立ち直りに寄り添うとは

全国連合小学校長会会長賞
岐阜　　新田　桂士（にった　けいし）　　　　　小さな優しさが広げる明るい社会
鹿児島　須ケ牟田　怜奈（すがむた　れいな）　　「待ってるからね」「おかえり」の力
沖縄　　下地　真誠（しもじ　まこと）　　　　　言葉の重みと社会の光
                      
全日本中学校長会会長賞
道南　　藤元　星愛（ふじもと　せいら）　　　　一人じゃないと感じられる社会へ
新潟　　山本　奏子（やまもと　かなこ）　　　　地域の力で街を灯す
三重　　林　海翔（はやし　かいと）　　　　　　支えになることをあきらめたくない
 
全国保護司連盟理事長賞
（小学生の部）
岩手　　双木　百香（なみき　ももか）　　　　　社会はみんなとつながっている
埼玉　　関口　心春（せきぐち　こはる）　　　　言葉の力
和歌山　松林　薫（まつばやし　かおる）　　　　ぼくとじいじはサポーター
（中学生の部）
札幌　　長岡　唯之介（ながおか　ゆいのすけ）　更生保護は甘さか、それとも希望か
岩手　　髙橋　咲稀（たかはし　さき）　　　　　何度でも立ち上がることができる世界を
宮城　　佐々木　蒼來（ささき　そうき）　　　　与えるチャンス
 
日本更生保護女性連盟理事長賞
（小学生の部）
栃木　　伊藤　寛太（いとう　かんた）　　　　　守りたい命
富山　　山本　麻央（やまもと　まお）　　　　　言葉の力
岐阜　　稲石　愛佳（いないし　あいか）　　　　社会がつながるためのやさしさと勇気
（中学生の部）
旭川　　甚伊　光彩（じんい　ひいろ）　　　　　「特別」ということ
広島　　藤間　志帆（ふじま　しほ）　　　　　　立ち直り、その未来のために
熊本　　岡村　詩（おかむら　うた）　　　　　　立ち直りを支える社会へ
                              
日本ＢＢＳ連盟会長賞
（小学生の部）
秋田　　増田　大和（ますだ　やまと）　　　　　優しさのバトン
山梨　　石原　茉奈（いしはら　まな）　　　　　信じることが社会を明るくする
長崎　　永川　千陽（えいかわ　ちよ）　　　　　広がる支えあいの輪
（中学生の部）
栃木　　髙田　玲奈（たかだ　れいな）　　　　　見えない気持ちに目を向けて
東京　　堤　琉心（つつみ　るしん）　　　　　　小さな行動が未来を変える
京都　　津田　新大（つだ　あらた）　　　　　　可能性の扉を開くたった一つの「機会」
 
日本更生保護協会理事長賞
（小学生の部）　
兵庫　　鎌田　葵生（かまだ　あおい）　　　　　１０円ガムとこれからのぼく
島根　　持田　幸哉（もちだ　ゆきや）　　　　　「居場所」をつくる
大分　　後藤　愛心（ごとう　あこ）　　　　　　大きな家族のような社会に
（中学生の部）                       
茨城　　本橋　幸芽（もとはし　こうめ）　　　　空気を読むより行動を選んだ日
和歌山　清水　莉緒（しみず　りお）　　　　　　繋がっている社会
福岡　　中井　智喜（なかい　ともき）　　　　　保護司とつくる、希望のある時間

　本年から、丸善雄松堂株式会社及び株式会社丸善ジュンク堂書店の御協力により特別賞（丸善まなびのつながり賞）を新設する運びとなりました。本作文コンテストに参加する学校のうち、特に積極的な取組を行う学校（小学校・中学校各１校）を表彰いたします。　　　
　（小学校の部）
　埼玉　　熊谷市立熊谷西小学校
　（中学校の部）
　福井　　越前町立織田中学校

　法務大臣賞２名及び特別賞２校については、令和７年１２月２６日（金）に法務省において表彰式を開催し、表彰いたします。
　なお、優秀賞については、各地区において表彰する予定です。