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豊ケ岡学園

作品 「桜 2016」


「桜 2016」
 当園では,毎月2回,特別活動指導(情操的活動)として,クラブ活動(美術・書道)の時間を設けています。非行をした少年たちの中には,心が十分に育っていないものも少なくなく,情緒を育む教育も,矯正教育の1つとして重視しています。
 本作品は,その美術クラブの時間において,部外講師 内田新哉先生指導の下,少年13名と同講師が協力して,2時間で描き上げた大作です。
 縦3m×横4mのキャンバスに,無数の桜の花が満開に咲きました。
 できあがった絵は,教育棟の階段ホールに飾り,少年たちはもとより,当園を訪れる方々に観ていただいています。

  • 桜の下部分

  • 教育棟に掲示している様子

在院者の感想


桜の根元部分
【少年(1)】
 僕は,昔から絵を描くのが苦手で,最初は上手に描けるのかなぁと思っていましたが,内田先生が,絵の描き方を教えてくれました。
 描き終わった絵をみたら,本当に立派な桜が描けました。皆で一生懸命描いた桜の絵は,生きているように見えました。

【少年(2)】
 最初は,こんなちょんちょん(・・・・・・)やっているだけで,桜の木に見えるのかなと思いましたが,出来上がりを見て,迫力のあるキレイな桜になっていて,すごいなぁと思いました。一人一人が描いた,たくさんの花が咲いていていいと思いました。

【少年(3)】
 花びらを1枚ずつ描いていくなんて,とても大変だと思ったけれど,みんなで描いていたら,すぐに出来上がりました。よく見ていくと,色々な形をした花びらがあって面白いです。ただ色を塗っていくのとは違って,一枚ずつ描いていたので,生きている本物の桜の木のようです。みんなで力を合わせたからこそ出来上がった,迫力のある素晴らしい作品になったと思います。

【少年(4)】
 まだ集団寮に入って日が浅く,何をするにも緊張していたのですが,この作品の(作成)時は違いました。園生一人一人の個性が発揮されて,途中から少し雑になった桜も,最後にはすべてが生き生きとした花びらに見えました。
 僕が今まで見た本物の桜に負けないくらいすごくきれいで美しいです。

  • 制作している様子(1)

  • 制作している様子(2)

指導職員から

 少年たちのやる気と創造力を存分に引き出して下さる内田講師の指導により,絵を描くことが苦手だった少年たちも,楽しく作業に取りかかり,自由に筆を動かしていました。
 1回2時間の授業の中で,生き生きとした躍動感のある桜が描き上げられ,立ち会っていた職員も感動をいただきました。

施設の紹介


継志碑
 当園は,有名な桶狭間の古戦場に程近い,愛知県豊明市内にある短期課程の男子の少年院です。(教育期間:短期間の矯正教育課程でおおむね20週。)
 当園は創設以来,地元の方々に支えられながら,矯正教育を展開してきました。
 現在も,近隣更生保護女性会を始め,豊明市の市議会やスポーツ協会,院外委嘱指導先の事業所,市内在住の芸術・教育の専門家等,多くの方々の協力を得ながら,開放的な教育を推進しています。

“少年と共に幸せを”

 当園の庁舎前に建立されている継志碑には,当園の前身である可塑園(かさくえん)創設者加藤清之介氏の言葉が刻まれています。その精神は,今もなお,職員に脈々と受け継がれています。



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