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最近の内外情勢 2021年1月

1月 4日(月)
  • イラン政府が,同国中部フォルドにある地下の濃縮施設において,ウランの濃縮度を20%に引き上げる作業を始めたと発表。
1月 5日(火)
  • 北朝鮮の朝鮮労働党が第8回党大会を開催(12日まで)。金正恩(キム・ジョンウン)を党総書記に選出したほか,国家経済発展5か年計画を提示。また,核・ミサイル戦力の強化を継続する立場を表明。
  • 米国連邦捜査局(FBI),サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA),国家情報長官室(ODNI)及び国家安全保障局(NSA)は,昨年12月に発覚した,「SolarWinds」製IT管理・監視ツールを悪用した米国政府機関等に対する大規模サイバー攻撃事案について,「ロシア起源とみられるAPT主体」が責任を有しており,情報収集を目的としていると指摘する共同声明を発表。
1月 6日(水)
  • 香港警察が,民主派の元立法会議員ら53人を香港国家安全維持法第22条「国家政権転覆罪」違反容疑で一斉逮捕。
1月10日(日)
  • 北朝鮮の朝鮮労働党が中央委第8期第1回全員会議を開催,政治局,書記局などの指導部幹部を選出。
1月12日(火)
  • 北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)党副部長が談話を発表。韓国軍が11日,「北朝鮮が10日深夜に閲兵式を開催した模様」などと発表したことに対して,「他の家の慶祝行事について軍事機関がしゃしゃり出て敵対的警戒心を露わに」したなどと非難。金与正の党第1副部長から副部長への降格が判明。
1月14日(木)
  • 北朝鮮が,朝鮮労働党第8回大会記念閲兵式(軍事パレード)を開催。「北極星5」とみられるミサイルや各種の多連装ロケット砲などを公開。
1月17日(日)
  • 北朝鮮の最高人民会議が第14期第4回会議を開催。新たに副総理を6人任命したのを始め,大規模な内閣改造を実施。
1月18日(月)
  • 中国国家統計局が,2020年のGDP(国内総生産)について,総額101兆5,986億元,前年比2.3%増と発表。
  • ロシアのラブロフ外相が,2020年のロシア外交を総括する記者会見を実施。同外相は,我が国との関係を良好と評価した一方で,我が国において米国の中短距離ミサイルが配備される可能性があるなどと主張し,懸念を表明。
1月21日(木)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・東大阪施設に対して立入検査を実施(大阪)。
1月23日(土)
  • 台湾空軍司令部が,「本日,中国軍機13機が台湾の南西空域の防空識別圏に進入した。空軍は,空中兵力を用いて監視を行った」旨発表。また,同司令部は24日にも,中国軍機15機が台湾南西の防空識別圏に進入した旨発表。
  • ロシア人権団体「OVDインフォ」によれば,1月17日に療養先のドイツから帰国後,逮捕・拘束されたロシアの野党活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の釈放を求める抗議活動が,ロシアの185以上の都市で行われ,約4,000人が治安当局に拘束。
1月26日(火)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・京都施設に対して立入検査を実施(京都)。
  • ロシアのプーチン大統領が,米国のバイデン大統領と初の首脳電話会談を実施。ロシア大統領府は,両首脳が会談で,新戦略兵器削減条約(新START)の延長方針を確認したほか,領空開放(オープンスカイズ)条約やイラン核計画に関する「包括的共同作業計画」(JCPOA)をめぐる問題,ウクライナ情勢,及び国連安全保障理事会常任理事国首脳会合開催に関するロシアの提案などについて協議した旨発表。

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