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最近の内外情勢 2009年7月

7月2日(木)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・甲西施設及び水口施設に対して立入検査を実施(滋賀)。
  • 北朝鮮及び韓国が,開城工業地区事業に関する第3回実務会談を開催。北朝鮮は,韓国側が提案した韓国企業職員拘束問題の協議には応じず,土地賃貸料の引き上げを引き続き要求。次回日程に合意せず終了。
7月4日(土)
  • 北朝鮮が,江原道安辺郡旗対嶺付近から,日本海に向け弾道ミサイル7発を発射。
  • 我が国政府は,北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて官房長官声明を発表し,今次ミサイル発射を「我が国を含む近隣国への安全保障上の重大な挑発行為」などと抗議・遺憾の意を表明。
7月5日(日)
  • 右翼団体が,北朝鮮のミサイル発射(2,4日)をめぐり,朝鮮総聯関連施設に対する抗議活動などを実施(~7日,東京,福岡,宮城など)。
  • 中国新疆ウイグル自治区で,暴力,破壊,略奪,焼き討ちといった「暴動」事件が発生。胡錦濤国家主席は8日,ラクイラ・サミット拡大会合(9~10日)への出席予定を中止して帰国。同夜,政治局常務委員会会議を開催,新疆の社会安定工作について検討。
7月6日(月)
  • 国連安全保障理事会が,非公式会合を開催し,北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難する議長談話を発表。
7月8日(水)
  • オウム真理教主流派が,団体規制法に基づく観察処分期間更新決定の取消しを求める行政訴訟を東京地方裁判所に提起。
  • ラクイラ・サミット(主要国首脳会議)が開幕(~10日,イタリア)し,麻生総理が出席。世界経済,環境・気候変動等地球規模課題や政治問題等について協議。北朝鮮の核実験やミサイル発射に対する非難等を盛り込むなどした首脳宣言を採択。
  • 金正日総書記が,金日成主席死去15周年に際し,国防委員会・軍幹部と共に錦繍山記念宮殿を訪問したほか,「金日成主席死去15周年中央追慕大会(平壌体育館)」に出席。
  • 韓国政府は,大統領府,国会,国防省,金融機関などのウェブサイトが7日夕方から大規模なサイバー攻撃を受け,数時間にわたり接続不可能などの状態になったと発表。
7月9日(木)
  • 革マル派などが浜大樹揚陸演習に反対する抗議行動を実施(北海道)。

浜大樹揚陸演習に反対する抗議行動(7月9日)
  • ラクイラ・サミット出席中の麻生総理が,ロシアのメドベージェフ大統領と首脳会談。北方領土問題では解決に向けた協議の継続で一致。また,ビザなし交流の継続を確認。
7月10日(金)
  • 北朝鮮の中央特区開発指導総局報道官が,開城工業地区事業に関する南北実務会談について談話を発表。「南側当局の不誠実な態度により,(同会談が)決裂の危機にひんしている」と指摘し,「開城工業地区の前途は,南側がどのように行動するかにかかっている」などと主張。
7月14日(火)
  • オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の弁護人が,7月8日付で麻原の再審請求を棄却した東京高裁の決定を不服として,最高裁に特別抗告。
  • アイマン・アル・ザワヒリとされる者が,録音声明をウェブサイト上に掲載。同声明は,パキスタン国民に対し,同国及びアフガニスタンにおけるジハード支援を要求。
7月16日(木)
  • 国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会が,同理事会決議に基づく資産凍結措置などの対象として,5団体・5個人を指定。
7月17日(金)
  • インドネシアの首都ジャカルタに所在する米国系ホテル2か所で,ほぼ同時に爆発が発生。外国人を含む9人(自爆犯とみられる2人を含む)が死亡,50人以上が負傷。
7月19日(日)
  • 中核派系団体などが,「関空の軍事空港化阻止」などを訴える「7・19関西新空港反対全国集会」を開催(大阪)。
7月24日(金)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・横浜施設,横浜西施設(神奈川),松本施設,小諸施設(長野)及び千葉長沼原施設(千葉)に対して立入検査を実施。
7月26日(日)
  • 右翼団体の構成員が,ロシア大使館正門に乗用車で突入を図り,公務執行妨害で現行犯逮捕(東京)。
7月27日(月)
  • 北朝鮮外務省報道官が,6者協議に関する談話を発表,「(同協議は)永遠に終わりを告げた」とした上で,「対話方式は別にある」などと主張。
  • 中国及び米国が,第1回米中戦略・経済対話をワシントンで開催(~28日)。6者協議と朝鮮半島の非核化実現の重要性を改めて確認したほか,年内のオバマ大統領の訪中,及び人権対話の開催で合意。
7月28日(火)
  • 共産党が,選挙公約「総選挙政策」を発表。
7月30日(木)
  • 北朝鮮警備艇が,日本海上の北方限界線(NLL)を越境したとして韓国漁船を拿捕,韓国側の船舶・乗組員返還要求に対し,「該当機関で現在調査を行っている」旨通知。

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