立入検査の実施結果について
公安調査庁は，10月2日，オウム真理教施設に対し，次のとおり立入検査を実施した。

水戸施設（茨城県水戸市水府町所在）
午前7時21分から午後1時42分までの間

15人。このうち施設内に立ち入った調査官は13人。

今回の検査で15回目となり，12都道府県下延べ28か所に対して実施。
※　立入検査の通算回数は今回で189回目となり，対象施設数は19都道府県下延べ354か所（実数124か所）。

本施設は，教団主流派の修行用道場及び出家信徒の居室として使用されており，常駐の出家信徒が，在家信徒を指導・教化し，修行用ＣＤや食品などを販売していることが改めて確認された。また，施設内には，金属製の修行用個室が新たに設置されていたほか，麻原の額入り写真，同人の著書や説法ＣＤ等が多数保管され，検査中も，麻原が唱えるマントラ（呪文）が流されていた。