公安調査庁は,10月14日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。
立入検査の実施結果について
2009年10月14日 更新
公 安 調 査 庁
公安調査庁は,10月14日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。
1 検査場所・時間
保木間施設(東京都足立区保木間所在)
午前8時09分から午後5時56分までの間
午前8時09分から午後5時56分までの間
2 公安調査官の動員数
37人。このうち施設内に立ち入った調査官は32人。
3 本年における立入検査の実施状況
今回の検査で16回目となり,12都道府県下延べ29か所に対して実施。
※ 立入検査の通算回数は今回で190回目となり,対象施設数は19都 道府県下延べ355か所(実数124か所)。
※ 立入検査の通算回数は今回で190回目となり,対象施設数は19都 道府県下延べ355か所(実数124か所)。
4 検査結果
本施設は,教団主流派で「帰依」と呼称される拠点であり,対外折衝や法務部門を担当する「法務部」が置かれているほか,受注したコンピュータソフトの開発作業等に従事する信徒らの作業場兼住居として使用されていることが改めて確認された。
また,施設内には,祭壇を備えた道場が設置され,所属信徒の修行場として使用されていたほか,信徒の居室では麻原彰晃こと松本智津夫の肖像写真や説法CD等の教材が多数保管されるとともに,上記作業場では,検査中,麻原の映像やマントラが終始流されていた。
また,施設内には,祭壇を備えた道場が設置され,所属信徒の修行場として使用されていたほか,信徒の居室では麻原彰晃こと松本智津夫の肖像写真や説法CD等の教材が多数保管されるとともに,上記作業場では,検査中,麻原の映像やマントラが終始流されていた。